「子どもが好き」「子どもに関わる仕事に挑戦してみたい」と思いながらも、「特別な資格も経験もないし…」とためらっていませんか?実際には、保育士などの国家資格や特別な経験がなくても始められる仕事もあります。
この記事では、子どもに関わる仕事の種類や、それぞれに向いている方の特徴、実際の働き方やキャリアの広げ方についてご紹介します。

*この記事のポイント*

⚫︎子どもに関する仕事は、働く場所も働き方も多様
⚫︎やりがいだけでなく、現実も知っておく
⚫︎柔軟に働きたい場合、ベビーシッターも選択肢に


子どもに関わる仕事とは?


子どもに接する保育士
子どもに関わる仕事は、保育や教育、生活支援、遊びや療育など多岐にわたります。働く場所も保育園や学童保育に限らず、家庭、イベント会場、習い事教室、児童館などさまざまです。
また仕事の内容は、子どもの年齢や発達段階によって異なります。たとえば以下のようなものが挙げられます。

・0歳児にはおむつ替えや授乳補助といった基本的なケア
・小学生には宿題の見守りや遊びの相手としてのサポート
・高校生には進路相談や学習サポートなど

このように、自分の強みや関心に合わせて仕事を選べる柔軟さが、子どもと関わる仕事の大きな魅力です。

子どもと関わる仕事の3つの分野

子どもに関わる仕事は、大きく以下の3つに分類されます。

保育分野:保育園やベビーシッターなど、主に乳幼児を対象とした日常的なケアを行います。

教育分野:学童や習い事教室など、
小学生〜高校生の学びを支える仕事です。

支援分野:放課後等デイサービスや児童館、子育て支援センターなど、子どもや保護者をサポートする役割を担います。


どの分野も「子どもの安全や成長を見守る」という共通の目的があります。

直接支援・間接支援の違い

また子どもに関わる仕事には、日々子どもと接する「直接支援」と、保護者や施設利用者をサポートする「間接支援」があります。たとえば、保育補助やベビーシッターは直接支援、子育て支援センターの案内や受付業務などは間接支援です。

働く場所や働き方もさまざま

子どもに関わる職場は非常に多様で、保育園や学童、児童館に加え、カフェ併設のキッズスペース、イベント会場の託児など、働く場所の選択肢は年々広がっています。
また、働き方も多岐にわたります。正社員やパート・アルバイトなどの雇用契約による働き方から、業務委託やフリーランスといった非雇用型のスタイルまであり、ライフスタイルや希望に応じて選ぶことができます。たとえば、「子どもが帰ってくるまでの3時間だけ」「副業として土日だけ働く」といったスタイルも選べます。

未経験でもOK?子どもと関わる仕事で必要なことやキャリアの積み方


仕事をする女性
「資格がない」「経験がない」からといって、子どもに関わる仕事をあきらめる必要はありません。実際には、補助的なポジションをはじめ、未経験からでも始められる仕事があります。
もちろん、資格や経験はあるに越したことはありません。しかし、現場では知識や技術よりも、人柄や意欲、そして子どもと向き合う真摯な姿勢などが重視されることがあります。「子どもが好き」という気持ちを出発点に、自分らしい働き方を見つけていきましょう。

スキルより大切なのは「まじめさと責任感」

子どもに関わる仕事は、子どもの命や安全を預かる責任ある仕事でもあります。そのため、特別なスキルよりも、まじめに取り組む姿勢や責任感が重視されます。細やかな気配り、職場や保護者との丁寧なコミュニケーション、そして誠実さが大切です。

資格取得や専門スキルで次のステップへ

ある程度の経験を積んだ後、ステップアップを目指したい方には資格取得も一つの道です。
たとえば子育て支援員やチャイルドマインダーなど、比較的短期間で取得できる資格もあり、働きながら資格を取得できる職場も増えています。実務経験と資格を組み合わせることで、より専門的な職種への道が広がります。

働き方もキャリアの選択肢も豊富

子どもに関わる仕事にはさまざまなキャリアの広がりがあります。たとえば、以下のようなキャリアパスが挙げられます。

・ベビーシッターから子育て講師へ
・学童スタッフから保護者支援のアドバイザーへ
・キッズイベントの企画・運営に携わる
・保育教材の開発や、教育系ライターとして在宅で働く

このように、自分の得意分野や興味を活かした働き方も可能です。

未経験でも始めやすい!
「子どもに関わる仕事」10選


ここからは、未経験の方でも挑戦しやすい「子どもに関わる仕事」をご紹介します。仕事内容や向いている方の特徴を参考に、自分に合ったものを見つけてみましょう。

           
職種 主な内容
保育補助 保育士のサポート、子どもの見守りや遊び相手など
学童保育スタッフ 放課後の見守り、宿題や遊びのサポート
放課後等デイサービス 障がいのある子どもの生活・学習支援
幼児教育・習い事教室のアシスタント 教室運営の補助、子どものサポート
子ども向け英会話スクール補助 英語でのコミュニケーションや授業補助
児童館スタッフ 遊び場の見守り、イベント対応
キッズイベント託児スタッフ イベント会場での短時間の託児対応
子育て支援センターの受付 来館者対応やイベント案内
キッズスペースの運営スタッフ 飲食店などに併設されたスペースでの見守り
ベビーシッター 依頼者の自宅での個別保育、柔軟な働き方が可能


1:保育補助

保育士のサポート役として、子どもの見守りや遊び相手を担当。保育士などの国家資格がなくても始めやすい仕事ですが、施設によっては一定の研修や修了証が求められることもあります。子ども好きで気配りが得意な方に向いています。


2:学童保育スタッフ

小学生の放課後を安全に楽しく過ごせるよう支援。宿題を見たり遊び相手になったりします。子どもの話をじっくり聞ける方におすすめ。


3:放課後等デイサービス

障がいのある子どもたちの生活・学習支援を行う仕事。相手のペースに寄り添える優しさと忍耐力のある方に向いています。


4:幼児教室・習い事教室のアシスタント

講師の補助として教材準備や子どものサポートを担当。教育に関心があり、明るくテンポの良い対応ができる方にぴったりです。


5:子ども向け英会話スクールの講師補助

ネイティブ講師のサポートや子どものフォローを行います。英語が好きで、英語を使って子どもと関わりたい方におすすめ。


6:児童館スタッフ

地域の子どもたちが自由に遊べる施設での見守りやイベント運営。子どもと遊ぶのが得意で、明るく元気な対応ができる方に向いています。


7:キッズイベントの託児スタッフ

展示会や講演会などの託児スペースで子どもを見守る仕事。短時間の関わりでも子どもとすぐに打ち解けられる方に適しています。


8:子育て支援センターの案内・受付

施設を訪れる保護者や子どもへの対応、イベント案内などが中心。人と話すのが好きで、親身な対応ができる方におすすめです。


9:キッズスペースの運営スタッフ

飲食や遊びの空間で、親子が安心して過ごせるようサポート。接客が得意で、子どもとのふれあいも楽しめる方に向いています。


10:ベビーシッター

主に個別の家庭で子どもの保育を行う仕事です。多くの場合、依頼者の自宅へ出向き、子どもに寄り添って保育を行います。

サポーターとして働く

子どもと関わる仕事の良い点と
知っておきたい現実


母と娘
子どもと関わる仕事は、やりがいと感動に満ちているなど、良い点がたくさんあります。しかし、体力的・精神的な負担を感じる場面が度々ある、というのも事実です。
たとえば、子どもの成長の瞬間に立ち会える喜びや、保護者からの「ありがとう」といった感謝の言葉は、大きな励みになります。その一方で、集中力を求められる場面や、感情が大きく揺さぶられる出来事に直面することも少なくありません。また「待遇面に不満がある」といった声も、少なからず耳にします。ここからは、子どもと関わる仕事の良い点と、知っておきたい現実について解説します。

子育て経験を活かせる

子どもに関わる仕事は、育児経験がそのまま強みとして活かされる場面がよくあります。そのため、子育て経験者にとっては心強い選択肢となるでしょう。

成長に寄り添い、感謝される喜びがある

子どもに関わる仕事の魅力は、日々のなかで子どもの成長の瞬間に立ち会えることです。たとえば、児童館で関わっていた小学生が、最初は人と関わるのが苦手だったのに、スタッフとのやりとりを通じて少しずつ笑顔が増えていく。そんな変化を目にすることは、大きなやりがいにつながります。
また、保護者や地域の方からの「ありがとう」という言葉も、励みになります。自分の関わりが、誰かの役に立っていると実感できることは、仕事への誇りや充実感に直結します。
そして何より子どもと笑い合える日常そのものが、働く喜びです。社会的な意義も大きく、長く続けたいと思える仕事であると言えるでしょう。

体力・感情面の負担と向き合う覚悟も必要

一方で、子どもと関わる仕事には、体力的にきつい場面や、感情を大きく揺さぶられる出来事がつきものです。子どもの命と安全を守るという大きな責任があり、子どもが遊んでいる時間でも気を抜けない緊張感があります。集中力が求められるため、心身のバランスを保つ工夫も必要です。

待遇面に不満を抱えるケースも少なくない

また、職場によっては「待遇が仕事の内容や量に見合っていない」と感じることもあるようです。そうした環境で働くことは、心身の疲労やモチベーションの低下につながりかねません。そのため、無理なく長く働き続けるために働き方を見直したり、ライフステージに応じて家計やキャリアの計画を立てることが必要です。
たとえば、より条件の良い職場への転職を検討する、資格を取得して専門性を高める、副業と組み合わせて収入のバランスをとるといった工夫が、安定した働き方につながります。

サポーターとして働く

子どもと関わりたいけど、働き方や待遇も大事にしたい方におすすめの仕事


子どもを寝かしつける保育士
「子どもが好き」という気持ちは大切にしながらも、収入や働き方などの現実的な条件もしっかり考えたい。そんな思いを持つ方でも、子どもと関わる仕事の中には「無理なく、安心して働ける」選択肢はあります。ここでは、家庭やライフスタイルに合わせやすく、待遇面でも納得しやすい仕事として注目されている「ベビーシッター」についてご紹介します。

ベビーシッターとして働くには?

ベビーシッターとして働くために、必ずしも特定の資格が必要というわけではありません。ただし、資格を持っていると依頼者からの信頼につながりやすく、仕事の受注に有利です。実際、公益社団法人全国保育サービス協会の調査では、ベビーシッターのうち34.9%が保育士資格を、24.1%が認定ベビーシッター資格を持っているという結果が出ています。
そして多くの方は、まずベビーシッター会社やマッチングサービスに登録して活動を始めています。登録時には研修の受講や資格・修了証の提示が必要になることも多く、条件を満たすことで安心して働ける環境が整っています。
ベビーシッターとして専門性を高めたい方には、公益社団法人全国保育サービス協会が認定する「認定ベビーシッター資格」の取得もおすすめです。これにより子どもの発達や安全管理、保護者との関わり方など、実践に役立つ知識とスキルを体系的に学べます。

ベビーシッターに求められる資質とは?

ベビーシッターには、子どもの年齢や性格に合わせて柔軟に対応する力と、安全を守る管理能力が求められます。たとえば、乳幼児には安心感を与える接し方を、幼児には好奇心を引き出すコミュニケーションが求められます。
また、誤飲や転倒といった事故を防ぐためのリスク管理や、万が一の体調不良やケガへの冷静な対応力も大切です。
実際の現場では、保護者や子どもとの信頼関係が非常に重要です。子育て経験や教育現場での経験がある場合は、その経験をプロフィールに丁寧に記載することで安心感を与えられます。
ベビーシッターの経験がない場合も、まずは1回1時間などの短時間の依頼から始め、少しずつ経験を積むことができます。自分のペースに合わせて働きながら、子どもとの関わりを深めていけるのが、ベビーシッターという仕事の魅力です。

【関連記事】ベビーシッターになるには?働き方のバリエーションと仕事内容を解説

参考:公益社団法人全国保育サービス協会 「令和5年度実態調査報告書」
参考:ベビーシッター資格認定試験 | 公益社団法人全国保育サービス協会

ベビーシッターの働き方はさまざま。自分に合ったスタイルを選ぼう

ベビーシッターには多様な働き方があり、自分のライフスタイルや目標に合った選択肢を選ぶことで、無理なく続けられます。ここでは代表的な4つのスタイルを紹介します。それぞれの特徴をつかみ、自分に合うやり方を選びましょう。

マッチングサービスへ登録する

ベビーシッターの働き方としてもっとも一般的なのが、マッチングサービスへの登録です。依頼の受注やスケジュール管理がしやすく、保険やサポートも整っているため、初心者でも安心して始められます。登録には説明会への参加や書類の提出、面談審査などが必要ですが、自分で時給を設定できるのが大きな魅力です。

ベビーシッター会社に業務委託で登録する

ベビーシッター会社と業務委託契約を結び、会社を通して働くスタイルです。自分で時給を決めることができませんが、認可外保育施設の届け出は不要で、すぐに仕事を始めやすいのが特徴です。ただし、仕事内容や勤務時間は会社の方針に従う必要があり、自由度はやや低めです。

派遣会社に登録する

派遣会社に登録する場合は、契約や給与管理、トラブル対応などを会社が担ってくれるため、安心して働ける環境が整っています。ただし、勤務時間や時給があらかじめ決められているケースが多く、働き方に自由さや柔軟さを求める方には向かないこともあります。

個人事業主として活動する

自分で時間や仕事内容を決められる自由度の高い働き方です。依頼者との信頼関係を築ければ、継続的な依頼につながる可能性もあります。一方で、集客や契約、報酬管理などはすべて自分で行う必要があり、安定して働くには工夫や努力が欠かせません。


サポーターとして働く

キッズラインでベビーシッターを始めるメリット


子どもを寝かしつける保育士
ベビーシッターの仕事は個人で自由に始められる一方で、依頼を安定的に受けるには工夫も必要です。そこで頼りになるのが「キッズライン」のようなマッチングサービスです。そこでここでは、「キッズライン」に登録してベビーシッターを行うメリットをご紹介します。

【魅力1】自分の都合に合わせて働ける

キッズラインでは、働く日や時間を自分で決められます。たとえば、育児中の方は、子どもが学校へ行っている間だけ働くことも可能です。また土日に集中して働き、平日を休みにする、といったこともできます。

【魅力2】時給を自分で決められ、引き上げることも可能

キッズラインでは、時給を自由に設定できるだけではなく、経験を積んだりスキルを高めたりすることで、自分のタイミングで時給を引き上げることができます。たとえば、保育経験やレビューの蓄積、特定スキル(英語対応、発達支援など)の習得により、より高い単価での依頼を受けることも可能です。努力や成長がそのまま報酬に反映されるため、やりがいを持って働けます。

【魅力3】レビューが信頼と実績になり、転居後もキャリアが継続できる

キッズラインでは、依頼者とベビーシッターの双方がレビューを記載するシステムがあります。ベビーシッターとして得られた評価は「信頼の証」となり、次の依頼へとつながっていきます。

家族の転勤や引越しなどに伴って、新たな地域でベビーシッターとして活動する際にも、これまで蓄積したレビューが役立ちます。努力して積み上げた評価が、場所に縛られない働き方を支えてくれるのです。

【魅力4】ユーザー数が非常に多く、サポート体制も充実

キッズラインにおける累計依頼件数は230万件を超え、20万人を越えるユーザーが登録しています。また、サポート中のトラブルに備えた最大5億円の賠償責任保険の対象や、24時間対応のサポートデスクなど、安心して働ける環境が整備されています。

さらにキッズラインは、東京都の「ベビーシッター利用支援事業」や、こども家庭庁の「企業型ベビーシッター割引券」制度の認定事業者でもあります。
これらの制度が利用できるため、ベビーシッターを依頼する際の金銭的な負担が軽減され、結果として依頼件数の増加につながっています。



キッズラインで自分らしい働き方を見つけよう

なおキッズラインでベビーシッターとして登録・活動するためには、保育士や看護師などの資格、または特定の研修修了が必要です。登録者全員が一定のスキルや専門知識を持つことで、依頼者が信頼を持ってサービスを頼むことができる仕組みです。

一方で、未経験の方でも安心して始められるよう、キッズラインでは研修や相談窓口を用意しており、活動開始後も丁寧にフォローします。

子育て経験や「子どもが好き」という気持ちを活かして、あなたもベビーシッターとして新たな一歩を踏み出してみませんか?自分に合った働き方が、きっと見つかるはずです。

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