出産を終えたと思ったら、もう保育園準備?!出産のタイミングによっては0歳児で預けることを検討すると案外慌ただしく感じるかもしれませんね。そんな時、備えておきたいポイントは、やることを「見える化」し、適切なタイミングでクリアしていくこと。それによってストレスなく準備が進められます。保活から入園までやるべきことが明確になる「TO DOリスト」を紹介します。

保育園の準備はいつからやるのが正解?

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0歳児入園を目指すなら、産後の体調もまだ万全とはいえない中で準備が始まる場合もありますね。早く始めたほうがいいことと、直前のほうがいいことに分けて整理していきましょう。
はじめて準備は不安だらけですが、保育園生活は子どもが一日の大半を過ごすことになります。ぜひ楽しみながら進めていきましょう!そこで楽しむためのポイントは3つです。

① まわりを巻き込んで保活!
パパやお友達とタイミングを合わせて、保育園見学に行くのも楽しいものです。保育園見学に必要な情報リストを作成するなど、パパと共有できるものを用意してはどうでしょう。リスト作成が得意なパパなら、ぜひパパに任せて意気込みもUP!
1人ではなく誰かと一緒にやることで、より子育ての楽しい思い出になります。

② 押さえるポイントは「When」と「Do」の2つ!
·「いつ」から何を買うか?
·「いつ」から何をするか?

家庭の事情や勤務状況によってすべきことも時期も異なります。「いつ(When)」「何をする(Do)」さえ押さえれば、不安な気持ちであわてることもなくなります。「いつ(When)」「何をする(Do)」かを順番に1つずつ整理していきましょう。例えば、「家から近い保育園へ4月入園する」といった、目標を書き出すと、それに向けてやるべきことが明確になります。

③ 準備の心得は「柔軟さ」
準備で大切なのことは、自分の理想に縛られないこと。「4月入園が無理な場合もある」「パパがお迎えに行けない日もある」など考えられることを洗い出しておきましょう。理想のカタチだけでなく、第2、第3希望...第7希望と、柔軟な気持ちで準備していきましょう。幅広い選択肢をもって準備を進めていくことで、保育園準備がワクワクに変わります。

保育園には2種類ある
保育園は、大きく「認可保育園」と「認可外(無認可)保育園」の2つに分けられます。「いつ申し込みするのか?」といった時期や特徴も異なります。ではどのような違いがあるのでしょうか? 

認可保育園と無認可保育園の違い
When?   入園時期
How much? 料金
Service   サービス
Selection 選考基準

認可保育園とは?
国が定める一定基準を満たし、各都道府県知事の認可を受けています。入園時期は、4月入園を基本に園児を募集しています。翌年度4月入園の募集は、10~11月から始まります。選考基準は、就労状況や保育の必要性で決まります。

<認可保育園のメリット>
申し込み窓口は住まいの自治体のみに絞られる
自治体からの補助金があるので保育料が安い
園庭が広々としており、遊具なども充実している

<認可保育園のデメリット>
入園の競争率が高い
自分で行きたい保育園は選べない
保育指数によっては選考に落ちることも

認可外(無認可)保育園とは?
認可外保育園は、独自のサービスと教育方針で運営されています。国からの認可はもらっていませんが、自治体からの認可はもらっています。定員の空き次第ですが、募集は通年行われています。そのため入園時期も募集時期も「通年」になります。無認可だからといってサービス内容が薄い、安全基準に問題があるわけではありません。国に定められた運動場のスペースが満たせず、無認可になっている園もあります。「本当は認可保育園に入りたいけれど、保育指数が足りなくて入園できない」。そのような家庭のための受け皿にもなっています。

<認可外保育園のメリット>
子どもの特性に合った教育方針の園を選ぶことができる
4月以外の入園も広く受け付けていて、仕事復帰のタイミングで選びやすい
入園基準に就労の有無を設けていない園も多い

<認可外保育園のデメリット>
保育料が高め
園庭がなく施設が狭い場合も
園ごとに申込書が配布され、手続きを園ごとに行わなくてはならない

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【4~6月】情報収集
まずは自宅近辺の保育園情報を集めましょう。口コミやインターネットの情報だけではわからない場合は、役所の保育課へ直接行って情報収集することもオススメです。窓口で子どもの生年月日と入園希望月を伝えると入園アドバイスがもらえます。

一方、認可外保育園の情報は、1つの場所に情報が集約・整理されていません。口コミやインターネットでこまめに調べる必要があります。
※認可外では、申込書の受付け順に入園者を決める園も多いので、早めの準備が肝心です。

●認可保育園の申し込み時に提出すべき主な書類
·入園する年度の申込書
保護者の状況を証明する書類
勤務している場合は就労証明書
認可外保育園に通っている場合、通園実績を示す書類(加点対象)
ベビーシッターサービス利用による受託証明書(加点対象)


職場に書類を依頼する際は時間がかかる場合もあるので、早めに依頼し、「いつもらえるか」という確認も忘れずにしておきましょう。

【7~9月】園の見学
入園申し込みの2ヶ月前ぐらいまでに行うのが一般的です。自分なりに集めた見学リストにそって希望の保育園へ見学へ行きましょう。通年見学可能な園も多い認可外保育園も合わせて見学しておきましょう。保育環境や教育方針など、気に入った認可外保育園があれば応募してもいいですね。

※見学が予約制になっていたり、玄関先のみの場合もあります。見学を希望する園に事前に問い合わせておきましょう。

認可保育園と認可外保育園では施設の雰囲気や方針が異なります。実際に通園することをイメージしながら、以下のポイントで見学してみましょう。

●見学ポイント
保育方針と園の雰囲気
保育士さんの親への対応、子どもに対するコミュニケーションの仕方
通いやすさ(自宅からの所要時間など)
周囲の治安や環境
園のセキュリティ管理
車や自転車登園がOKか
延長保育、早朝保育の時間と料金
土曜保育の有無


●7~9月に念のために準備しておくと安心なこと
認可保育園は、保育指数が高いほうが入園しやすくなります。保育指数とは、どれだけ保育を必要としているかというニーズです。勤労状況や保育ニーズのほかに、保育指数として加点されるものがあります。認可外保育園の通園やベビーシッターへ依頼した実績があると加点されます。

「住んでいる地域が保育園激戦区だから、選考から漏れる可能性があるかも……」。そういう心配があれば、空きのある認可外保育園やベビーシッターサービスによる実績を作って加点につなげるという方法もあります。

【10~12月】認可保育園への入園申し込み
多くの自治体では、翌年度4月入園の認可保育園の申し込みが10月頃から始まります。所定の申込書に入園を希望する認可保育園を記入して役所に提出します。希望する認可保育園がすべて不承諾になる可能性もあります。万が一の場合に備え、認可外保育園に併願入園の申し込みを入れておくと安心です。

【2月】認可保育園の選考結果~入園説明会

<認可保育園に入園が決まったら>
説明会が終わったら、園が指定する保育園グッズの準備スタート!
併願している認可外保育園へ断りの連絡を入れる
職場に復帰の連絡を入れる

<認可保育園に入れなかったら>
4月からの職場復帰を予定していた方は、残すところあと2ヶ月です。入れなかった場合もあわてず、以下のことを行いましょう。

認可保育園の2次·3次募集を調べて、申し込みをする
自宅から通える範囲の保育園に空き枠がないか近隣の自治体に問い合わせる
認可外保育園に空きがないか聞いてみる
職場に4月復帰が難しい可能性があることをあらかじめ伝えておく
一時預かり事業ベビーシッターサービスなどの利用を検討する

保育園の準備で早めに始めておいたほうが良いもの

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ここまで翌年度4月入園を目指したタイムテーブルをご紹介しました。次に、早めにやっておくと安心な準備をまとめました。

① 保活
インターネットで:自治体の公式サイトなどで地域の認可保育園に関する情報を収集する
インターネットで:認可外保育園のオフィシャルサイトやは口コミで情報収集する
自治体へ:保育指数の算出ルールは自治体によって異なるので、確認してみる
自治体へ:新設の保育園がないかの確認してみる
勤務先に:入園申し込みに必要な書類を依頼する(就労証明書など)
 ↓
見学したい保育園(認可·無認可共に)のリストを作成する
見学できるタイミングで認可外保育園の見学も進めておく

② 親子で体調管理
子どもの予防接種のスケジュールを立てて、順次接種を行っていく
起きる時間や朝食など、ママも子どもも生活リズムを整えていく

③ いざという時や選考から漏れた場合の対策の準備
地域コミュニティーやシッターさんなど、子育てを応援してくれる仲間づくりも忘れずに!ワンオペ育児になると、仕事との両立で体力的にも精神的にも大変な日もあります。困ったときにサポートしてくれる人がいるのといないのでは、気持ちの安心面にも大きな違いがあります。

·送迎の協力を祖父母にお願いできるかどうか確認
パパとの協力体制をつくっておく
地域の一時預かり事業をチェックする
子どもが病気になったときに預かってくれる病児保育事業
ファミリーサポートセンター事業に登録しておく
急な依頼にも対応してくれる民間などのシッターサービスに登録しておく


一時預かり事業(一時保育)
国が行っている事業で、自治体が主体となって行っています。子どもを一時的に預かってくれるサービス全般のことです。
利用シーンは急な仕事の時などに限定されていませんが、自治体によって利用条件が異なるので必ず内容を確認しましょう。

病児保育事業
子どもが病気になった、あるいは病気の回復期に利用できる保育サービスです。保育所や医療機関などに付設された専用スペースなどで保育と看護ケアを行います。

ファミリーサポートセンター事業
地域で子育てを支え合う会員制のサービスです。各市区町村が運営を行っています。マッチングが必要なため、事前の登録が必要です。

ベビーシッターサービス
シッターさんとのマッチングの場を提供してくれています。会社によってサービス内容は異なります。当日の予約や緊急時、夜間や深夜早朝などの一時保育も可能なところもあります。

④ 認可外への早めの申し込みも検討
認可・認可外ともに入園激戦区の方は、認可外保育園への早めの申し込みも検討しましょう。多くの認可外保育園は、申込書を受つけた順に入園者を決めています。

保育園の準備で事前でも間に合うもの

園によって準備するものは異なります。説明会が終わってから準備するのがベストです。また、洋服や靴はサイズアウトしてしまう可能性があるので直前がおすすめです。保育園の入園説明会後、自分なりに作成したリストにそって購入していきましょう。以下、シーンごとに必要なものをまとめました。

<名前の準備>
すべての持ち物(オムツも1枚ずつすべて)に記名が必要です。油性ペン(太いものから細いもの、布用など)を準備しましょう。オーダーして作ってもらうオリジナルのお名前シール、お名前スタンプなども便利です。

<生活シーンリスト>
·着替え(下着、靴下、Tシャツ、ボトムなど1日4セット目安)
·着替え入れ巾着
·スタイ
·上履き、上履き入れ(週末持ち帰り)
·通園用のシューズ
·園庭遊び、お散歩用の運動靴
·お散歩用の帽子
·お散歩用の上着
·通園バッグ(親用)
·通園リュック(子ども用)
·ループつきお手ふきタオル
·紙おむつ、または布おむつ(保育園に常時10枚程度。使用分を毎日補充)
·おしりふき
·工作に使う子ども用文房具(のりなど)(不要な場合も)
·汚れものを入れるビニール袋

<お食事シーンリスト>
·赤ちゃんの粉ミルク/母乳バッグ
·哺乳瓶
·ガーゼハンカチ
·食事用エプロン
·お弁当箱(不要な場合も)
·水筒(不要な場合も)
·コップ、コップ入れの巾着
·歯ブラシ(2歳くらいから)
·クッキング用のエプロン·三角巾

<お昼寝シーンリスト>
·布団セット
·タオルケットまたはバスタオル
·パジャマ
·お布団入れバッグ

<季節やお天気、行事によって必要になるものリスト>
·レインシューズ
·レインコート
·プール用タオル
·水着
·お散歩ジャンパー
·遠足用レジャーシート

<買う物リスト以外・やっておくと安心な準備>
いつもと違う環境に子どもを預けるのが不安、というママも多いでしょう。一時保育やベビーシッターさんなどへ子どもを預ける練習をしておくと安心です。

他にもやっておくと安心なことを以下にまとめました。

·病気で保育園を休む時の預け先を確保する
休診日が異なるかかりつけの小児科をチェック
保育園までの道のりを練習
ママチャリの練習
抱っこ紐を使ってお出かけの練習
通園手段の検討
仕事復帰後に始まる搾乳の練習または断乳
食べられるもの(離乳食、食物アレルギーなど)のチェック
夫婦でタイムスケジュールの連携


準備期間中に整えておきたい入園前の生活

入園準備として、購入するグッズ以外にも「やっておくと安心なこと」があります。保育園生活に合わせて親子で練習しておくと本番も楽々です。

<練習しておくと安心な生活準備リスト>
保育園のタイムスケジュールで生活してみる
朝の送りまでの予行練習
帰宅後の保育園グッズの準備の練習
オンラインのイベントに参加して園の雰囲気を味わってみる

登園後の準備もスムーズにいく収納環境

オムツや着替え、タオル、スタイなどなど、保育園は持ち物の種類がたくさん!保育園道具が多く、荷物準備や朝の支度がスムーズいくか不安な方も多いのではないでしょうか。ポイントは、モノの住所を決めること。そして、家族みんながわかるように「見える化」することです。

<誰でもわかる収納にするメリット>
欲しいものがさっと出せる(時短)
祖父母やシッターさんにお願いする時もあわてない
自立を促し、子どもが自分で準備できるようになる

<収納アイデア5>
① ラベリングする(子どもでもわかるように文字ではなくイラストで)
② 扉をはずして中が見えるオープン収納にする
③ ハンカチなど小さなものは仕切りをつくる
④ 家に保育園と同じ収納を再現してみる
⑤ 導線に合わせる(帽子は玄関、タオルは洗面書など)


まとめ

出産前から入園準備を始めている人もいれば、産後から始める人と準備スタートはさまざま。そこで、今回は早く始めたほうがいいことと、直前のほうがいいことをまとめました。
保育園の準備は、子育てのサポート体制を整えることにつながります。赤ちゃんが生まれて生活がガラリと変わり、不安もあり、楽しみもいっぱい!限られた時間の中で行う準備は大変なこともありますが、ぜひ事前に準備に必要なことを知って楽しみながら行ってみてくださいね。