■この記事の目次■


出産のタイミングによっては1歳の誕生日前に預けることになると、保育園の入園準備は慌ただしく感じるかもしれません。入園準備のポイントは、やることを「見える化」し、適切なタイミングでクリアしていくこと。保育園の入園までにやるべきことがわかる「TO DOリスト」を紹介します。

保育園の入園準備を楽しむポイント


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0歳児入園を目指すなら、産後の体調もまだ万全とはいえない中で準備が始まる場合もありますね。早く始めたほうがいいことと、直前のほうがいいことに分けて整理していきましょう。慌ただしい中でも楽しむためのポイントは3つです。

① 家族全員で入園準備!
パパと一緒に保育園見学に行くのはオススメです。保育園見学に必要な情報リストを作成するなど、パパと共有できるものを用意してはどうでしょう。1人ではなく家族と一緒にやることで、より子育ての楽しい思い出になります。

② 準備は「When」と「Do」がポイント!
家庭の事情や勤務状況によってするべきことは異なります。「いつ(When)」「何をする(Do)」さえ押さえれば、あわてることもなくなります。「いつ(When)」「何をする(Do)」かを順番に1つずつ整理していきましょう。例えば、「家から近い保育園へ4月に入園する」といった目標を書き出すと、それに向けてやるべきことが明確になります。

③ 準備の心得は「柔軟さ」
準備で大切なのことは、自分の理想に縛られないこと。「4月入園が無理な場合もある」「パパがお迎えに行けない日もある」など考えられることを洗い出しておきましょう。理想のカタチだけでなく、第2、第3希望と、柔軟な気持ちで準備していきましょう。幅広い選択肢をもって準備を進めていくことで、保育園準備がワクワクに変わります。

まずは認可と無認可の違いを知って準備開始!


保育園は、大きく「認可保育園」と「認可外(無認可)保育園」の2つに分けられます。「いつ申し込みするのか?」といった時期や特徴も異なります。ではどのような違いがあるのでしょうか? 

認可保育園とは?


国が定める一定基準を満たし、各都道府県知事の認可を受けています。入園時期は、4月入園を基本に園児を募集しています。翌年度4月入園の募集は、10~11月から始まります。選考基準は、就労状況や保育の必要性で決まります。

<認可保育園のメリット>
申し込み窓口は住まいの自治体のみ
保育料が安い
園庭が広く、遊具なども充実

<認可保育園のデメリット>
入園の競争率が高い
自分で保育園が選べない
選考に落ちることもある


認可外(無認可)保育園とは?


認可外保育園は、独自のサービスと教育方針で運営されています。国からの認可はもらっていませんが、自治体からの認可はもらっています。定員の空き次第ですが、募集は通年行われています。そのため入園時期も募集時期も「通年」になります。無認可だからといってサービス内容が薄い、安全基準に問題があるわけではありません。国に定められた運動場のスペースが満たせず、無認可になっている園もあります。「本当は認可保育園に入りたいけれど、保育指数が足りなくて入園できない」。そのような家庭のための受け皿にもなっています。

<認可外保育園のメリット>
子どもに合った教育方針の園が選べる
4月以外の入園も可能
入園基準に就労の有無を設けていない園もある

<認可外保育園のデメリット>
保育料が高め
園庭がなく施設が狭い場合も
園ごとに申込書が配布され、手続きを園ごとに行わなくてはならない


認可と認可外の保育園の準備スケジュールの違い


認可保育園と認可外保育園では、準備のスケジュールが異なります。認可保育園では4月入園が主になるため、2月に選考が行われます。
保活のスケジュールと流れ

認可保育園の保活はいつから何をする?


認可保育園を希望する場合には、それぞれの時期に押さえておくべきポイントがあります。

【4~6月】情報収集
まずは自宅近辺の保育園情報を集めましょう。口コミやインターネットの情報だけではわからない場合は、役所の保育課へ直接行って情報収集することもオススメです。窓口で子どもの生年月日と入園希望月を伝えると入園アドバイスがもらえます。
一方、認可外保育園の情報は、1つの場所に情報が集約・整理されていません。口コミやインターネットでこまめに調べる必要があります。
※認可外では、申込書の受付け順に入園者を決める園も多いので、早めの準備が肝心です。

<認可保育園の申し込みに必要な書類>
入園する年度の申込書
保護者の状況を証明する書類
勤務している場合は就労証明書
認可外保育園に通っている場合、通園実績を示す書類(加点対象)
ベビーシッターサービス利用による受託証明書(加点対象)


職場に書類を依頼する際は時間がかかる場合もあるので、早めに依頼し、「いつもらえるか」という確認も忘れずにしておきましょう。

【7~9月】保育園の見学
入園申し込みの2ヶ月前ぐらいまでに行うのが一般的です。自分なりに集めた見学リストにそって希望の保育園へ見学へ行きましょう。通年見学可能な園も多い認可外保育園も合わせて見学しておきましょう。保育環境や教育方針など、気に入った認可外保育園があれば応募してもいいですね。
※見学が予約制になっていたり、玄関先のみの場合もあります。見学を希望する園に事前に問い合わせておきましょう。

認可保育園と認可外保育園では施設の雰囲気や方針が異なります。実際に通園することをイメージしながら、以下のポイントで見学してみましょう。

<見学するときに確認したいこと>
保育方針と園の雰囲気
親への対応
子どもに対するコミュニケーションの仕方
通いやすさ(自宅からの所要時間など)
周囲の治安や環境
園のセキュリティ管理
車や自転車登園がOKか
延長保育、早朝保育の時間と料金
土曜保育の有無


【10~12月】認可保育園への入園申し込み
多くの自治体では、翌年度4月入園の認可保育園の申し込みが10月頃から始まります。所定の申込書に入園を希望する認可保育園を記入して役所に提出します。希望する認可保育園がすべて不承諾になる可能性もあります。万が一の場合に備え、認可外保育園に併願入園の申し込みを入れておくと安心です。

【2月】認可保育園の選考結果~入園説明会
例年2月の上旬になると、認可保育園の選考結果が通知されます。それによって、4月からの生活のカタチが決まってくるといってもよいでしょう。希望の園に入れた場合、入れなかった場合の両方を想定しておくことが大切です。

認可保育園に入園が決まったらすること
・園が指定する保育園グッズの準備
・併願している認可外保育園へ断りの連絡を入れる
・職場に復帰の連絡を入れる

認可保育園に落ちた場合にすること
・認可保育園の2次募集を調べて、申し込む
・空き枠がないか近隣の自治体に問い合わせる
・認可外保育園に空きがないか聞いてみる
・職場に4月復帰が難しい可能性があることを伝えておく
一時預かり事業ベビーシッターサービスなどの利用を検討する

入園準備で早めに始めたほうが良いこと


ベビーカーを押す母親
ここまで翌年度4月入園を目指したタイムテーブルをご紹介しました。次に、保活以外で早めにやっておくとよいことをまとめました。

① 保育の実績を作る


認可保育園は、保育指数が高いほうが入園しやすくなります。保育指数とは、どれだけ保育を必要としているかというニーズです。勤労状況や保育ニーズのほかに、保育指数として加点されるものがあります。認可外保育園の通園やベビーシッターへ依頼した実績があると加点されます。
「選考から漏れる可能性があるかも……」という心配があれば、空きのある認可外保育園やベビーシッターサービスによる実績を作って加点につなげるという方法もあります。

ベビーシッターを依頼してみる

② 認可外への申し込みも検討


認可・認可外ともに入園激戦区の方は、認可外保育園への申し込みも検討しましょう。多くの認可外保育園は、申込書を受つけた順に入園者を決めているためです。

③ 子育てのサポート体制を作る


地域コミュニティーやベビーシッターなど、子育てを応援してくれる仲間づくりも忘れずに!ワンオペ育児になると、仕事との両立で体力的にも大変です。困ったときにサポートしてくれる人がいるのといないのでは、精神面にも大きな違いがあります。以下を参考に、事前申し込みを行っておきましょう。

一時預かり事業(一時保育)
国が行っている事業で、自治体が主体となって行っています。子どもを一時的に預かってくれるサービス全般のことです。利用シーンは限定されていませんが、自治体によって利用条件が異なるので必ず内容を確認しましょう。

●病児保育サービス
子どもが病気になった、あるいは病気の回復期に利用できる保育サービスです。保育所や医療機関などに付設された専用スペースなどで保育と看護ケアを行います。

●ファミリーサポートセンター
地域で子育てを支え合う会員制のサービスです。各市区町村が運営を行っています。マッチングが必要なため、事前の登録が必要です。

ベビーシッターサービス
ベビーシッターのマッチングサービスでは、事前に顔合わせや面談をしておくことで、前日の予約や緊急時に保育が必要になったときに、依頼することができます。

ベビーシッターを依頼してみる

保育園の入園準備で直前で間に合うこと


園によって準備するものは異なります。説明会が終わってから準備するのがベストです。また、洋服や靴はサイズアウトしてしまう可能性があるので直前がおすすめです。保育園の入園説明会後、リストにそって購入していきましょう。以下、シーンごとに必要なものをまとめました。

<名前の準備>
すべての持ち物(オムツも1枚ずつすべて)に記名が必要です。油性ペン(太いものから細いもの、布用など)を準備しましょう。オーダーして作ってもらうオリジナルのお名前シール、お名前スタンプなども便利です。

<保育園生活で必要なものリスト>
・着替え(下着、靴下、Tシャツ、ボトムなど1日4セット目安)
・着替え入れ巾着
・スタイ
・上履き、上履き入れ
・通園用のシューズ
・園庭遊び、お散歩用の運動靴
・お散歩用の帽子
・お散歩用の上着
・通園バッグ(親用)
・通園リュック(子ども用)
・ループつきお手ふきタオル
・紙おむつ、(保育園に常時10枚程度)
・おしりふき
・子ども用文房具(のりなど)
・汚れものを入れるビニール袋

<保育園の食事で必要なものリスト>
・赤ちゃんの粉ミルク/母乳バッグ
・哺乳瓶
・ガーゼハンカチ
・食事用エプロン
・お弁当箱(不要な場合も)
・水筒(不要な場合も)
・コップ、コップ入れの巾着
・歯ブラシ(2歳くらいから)
・クッキング用のエプロン・三角巾

<保育園のお昼寝で必要なものリスト>
・布団セット
・タオルケットまたはバスタオル
・パジャマ
・お布団入れバッグ

<季節や行事によって必要なものリスト>
・長靴
・レインコート
・プール用タオル
・水着
・遠足用レジャーシート

準備中には生活を整えておこう


入園準備として、購入するグッズ以外にも「やっておくと安心なこと」があります。保育園生活に合わせて親子で練習しておくと通いはじめてからも焦ることがありません。

<やっておくと安心なこと>
・予防接種のスケジュールを立てて、接種を進める
・起床時間や朝食の時間を登園後の生活に合わせておく
・病気で保育園を休む時の預け先を確保する
・休診日が異なるかかりつけの小児科をチェック
・保育園までの道のりを練習
・抱っこ紐を使ってお出かけの練習
・搾乳の練習または断乳
・食物アレルギーなどのチェック
・夫婦での連携確認
・保育園グッズの準備の練習 など

収納を整えて登園後をラクに


オムツや着替え、タオル、スタイなどなど、保育園は持ち物の種類がたくさん!保育園道具が多く、荷物準備や朝の支度がスムーズいくか不安な方も多いのではないでしょうか。ポイントは、モノの住所を決めること。そして、家族みんながわかるように「見える化」することです。
誰でもわかる収納にすることで、欲しいものがさっと出せるだけでなく、祖父母やシッターさんにお願いする時も物を探す手間が省けてラクになります。

<上手な収納のポイント>
① ラベリングする(文字ではなくイラストで)
② 扉をはずして中が見えるオープン収納にする
③ ハンカチなど小さなものは仕切りをつくる
④ 家に保育園と同じ収納を再現してみる
⑤ 導線に合わせる(帽子は玄関、タオルは洗面所など)


まとめ|優先順位をつけて準備をしよう


保育園の準備は、子育てのサポート体制を整えることにつながります。入園が決まってからの限られた時間の中で行う準備は忙しいですが、優先順位をつけて楽しみながら行ってみてくださいね。

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