■この記事の目次■


保育園に預けるタイミングは定員や入りやすさを考えると、0歳からと考えている家庭も多いかもしれません。そこで、0歳児が保育園に入る際はどのくらいの費用が必要なのか、保育料の仕組みについてまとめました。

保育園0歳児の毎月の料金


まずは、0歳児が認可保育所に入園する場合、月にどのくらいの保育園の料金が必要になるのかをみていきましょう。それを知るためには、4つの情報を知ることが必要です。

知っておくべき4つの情報


まずは、0歳児の保育園料金を計算するために、事前に情報を収集しておくものは以下の4つです。

① 世帯収入
ご家庭の世帯収入によって保育料金が変わるので、年間の世帯収入を算出しましょう。

② 保育時間
保育標準時間と保育短時間の2つのパターンに分かれています。

③ お住まいの自治体情報
各市区町村によって保育園の料金が定められています。年によって保育料の引き上げを行う自治体もあるので、お住まいの市区町村で必ず確認しましょう。

④ 税金と収入に関する情報
いくら所得があり、どのくらい税金を納めているかという市民税所得割課税額を知る必要があります。認定区分など自治体によって制度が変わるので、こちらもお住まいの自治体を必ず確認しましょう。

保育園料金の計算で抑えて抑えておくべき5つのポイントと条件とは?では、上記4つの内容を詳しく紹介しています。

0歳児の保育料・収入別の例


今回は、世帯年収約450万円、世帯年収約700万円の家庭を対象に、保育標準時間を預けた場合の認可保育所の月額保育料の基準値をシミュレーションしてみました。

【世帯年収約450万円の場合】

●東京都中央区在住
所得割課税額127,000円の場合:保育料金13,100円
●東京都江東区在住
所得割課税額130,000円の場合:保育料金31,200円
●神奈川県横浜市在住
所得割課税額120,601円の場合:保育料金34,000円
●大阪府大阪市在住
所得割課税額127,000円の場合:保育料金32,700円

【世帯年収約700万円の場合】

●東京都新宿区在住
所得割課税額226,200円の場合:保育料金27,500円
●東京都江東区在住
所得割課税額260,000円の場合:保育料金45,000円
●神奈川県横浜市在住
所得割課税額241,200円の場合:保育料金73,600円
●大阪府大阪市在住
所得割課税額226,200円の場合:保育料金50,070円

上記は、あくまでも一例ですが、同じ世帯年収でも地域によって保育園の料金が異なることがわかります。お住まいの市区町村以外の保育園入園を検討する場合や、引越しをして新しい市区町村になった場合、保育料金が増額したり減額したりする可能性が高いので、必ずお子様が通う自治体等へ問い合わせましょう。

また、税率などの制度はその年によって異なります。必ず保育園を決定する年の所得割課税額も確認してみてくださいね。保育料は住民税非課税世帯の場合は、0歳児でも無料になることがあります。また第2子、第3子の場合も保育料が異なってきます。

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0歳児の料金が高い理由


0歳児の料金が高い理由
保育料の傾向として、年齢が小さければ小さいほど保育料金が高く設定されています。家計の中で保育料の負担は軽くはありません。なぜ0歳児の保育料が高いのでしょうか。0歳児の保育料が高い理由は2つあります。

1.人件費と設備費がかかる


自治体にもよりますが、0歳児クラスの保育に必要な費用は、月額39万円(※1)かかるといわれています。それに対し、1歳児クラスは21万円、2歳児クラスは19万円です。0歳児クラスの費用が高い理由の1つは、他の年齢のクラスに比べて保育士の人数等が多いということが大きな要因と考えられます。

また、他の年齢のクラスにはない設備費がかかっています。危ない場所から守るためのベビーガードを設置したり、ハイハイをして転倒しても大事に至らないよう、床の材質を工夫したり、哺乳瓶や哺乳瓶の消毒剤を用意する等です。

※1 参照)江東区・令和2年4月からの保育料の改定について

2.食費も保育料に含まれている


3歳児クラス以上は別途請求されてる食費が、0歳児では保育料に含まれています。その背景には、0歳児は母乳やミルクを主食にすることや、離乳食の時期になっても、完全食を食べる他の年齢に比べて食材費はがかからないことが考えられます。これらのことから、0歳児クラスの保育料の負担額が高くなってしまうのです。

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0歳児の入園準備費用


0歳児で保育園に入園する場合、どんなものが必要なのか、必要になるものにいくら費用がかかるのか、全体の費用をあらかじめ把握しておきましょう。0歳児の入園前にかかる準備グッズとその費用をまとめました。

●着替え一式: 13,000円程度
最も必要になるのが替えの洋服。上下セット+肌着を合わせて保育園には4組ほど準備しておきましょう。特に、0歳児はおもらしやミルクの吐き戻し、発汗などにより他の年齢の子どもよりも着替えの回数が多くなります。そのため、多めに用意しておくと良いでしょう。

●お食事セット: 5,000円程度
お食事セットは0歳児の月齢によって価格帯が異なります。例えば、6か月未満で離乳食がまだの場合は、ミルクが必要になります。なお、搾乳した母乳を渡すか、粉ミルクを渡すかによって価格帯が異なります。粉ミルクはアレルギーの観点から、保育園で用意するというところもあれば、家庭で使っているものを購入して持参するケースもあります。離乳食が始まるとすべて保育料に含まれますが、コップやスプーン、エプロン、タオルガーゼなどが必要になります。

●お昼寝セット: 5,000円程度
0歳から必要になるお昼寝セット。おねしょパットやタオルケット、布団カバーなどが必要になります。手作りするのであれば布代だけですが、買った方が安かった!という落とし穴も。お気に入りの布で手作りも良いですが、面倒な場合は委託サービスを利用して作ってもらいましょう。

●オムツ: 1ヶ月4,000円程度
オムツは月齢にもよりますが、保育園に10枚程度ストックしておくと安心です。また、親御様によってはオムツを月初にまとめて渡してしまうという方もいます。

●名前関係のアイテム: 1,000円
保育園の持ち物にはすべてに記名をすることが必須です。衣類やタオル、食器類はもちろんのこと、おむつにも1枚1枚名前を記入します。ネームペンなどで1つずつ書いても良いですが、便利なお名前グッズもたくさんあります。お名前スタンプやお名前シール、お名前タグをアイロンで張り付けていく方法など様々です。

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0歳の保育園生活に必要な費用


0歳児から認可保育所に預けようと考えた時、月にかかる費用の総額はいくらになるでしょうか。定時で帰れない日があり、単発で延長保育を利用する時もあるかもしれません。その場合にかかる費用のシュミレーションをここではご紹介します。

【神奈川県横浜市在住 世帯年収450万円の場合】

残業が見込まれるという場合には、延長保育料もかかります。延長保育料は、神奈川県横浜市の場合、1回の利用で10日以内であれば30分850円、11日以上の利用で30分1,700円となります。

●保育料:34,000円
●10時間10日間延長した場合(一ヶ月)
850円×2(30分×2)×10日=17,000円

【延長保育をした場合】
保育料34,000円+延長保育料17,000円=51,000円

月に10日間、1時間ずつ延長保育を利用すると、毎月支払う保育料は51,000円になります。基本料金と比べ、2万円に近い出費になりますが、仕事を優先するべきか、保育料を優先すべきかはご家庭によって考え方の違いもあるでしょう。月齢が大きくなるにつれて必要になる保育料金も安くなるため、残業の時期もある程度考えながら制度を上手に利用したいものですね。(※2)

※2 参照)横浜市延長保育事業実施要綱

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0歳児の入園後にかかる費用と対処法


子どもの急な発熱
0歳児で保育園へ入園をすると、想像以上に熱や感染症などにかかり、お休みをした時に必要になる費用も発生します。ここでは起こりうるケースと対処法についてをご紹介します!

発熱で保育園をお休みしなければならない


保育園は、37度5分以上の熱が出ると登園できません。「家を出る時は37度だったのに、保育園に着いたら37度5分だった」「保育園で37度5分以上があり、帰宅したけれど午後には下がっていた」ということもあります。

また、熱が下がっても再びその日のうちに預かってもらうことはできません。いざ病児施設へ預けようと思っても、キャンセル待ちという可能性もあります。そんな時、急な依頼にも対応してくれるのがベビーシッターです。登録をして事前面談を済ませておけば、看護師などの資格保有者にお願いすることも可能です。病児時や病後の体調がすぐれない子どもにとって、お家は何より安心できる場所ですよね。

保育園から病気をもらってきた!


0歳児に多いのが、保育園で流行している病気をもらってきてしまうこと。保育園に慣れていない時期や、冬場などは特に病気をしてしまいがちで「1週間まともに働けた」というのが珍しく感じることも。感染症の場合、対応している施設も限られます。そんな時のためにも感染症対応可能なベビーシッターを事前に探しておくと良いですね。

大事な会議直前の「お迎え連絡」


保育園に無事に預けても、急な発熱などで保育園からお迎え要請が入ることも。「職場までの距離があり、すぐにはお迎えに行けない」「今から大事な会議だから、すぐにはお迎えなんていけない」というケースもあるでしょう。「今日は絶対休めない!」という時に限って子供が熱を出す場合があることも覚えておきましょう。

まとめ|保育の環境を整えて


いかがでしたか?0歳児を対象にした認可保育所に預けるために必要になる料金をまとめてみました。保育料も他の年齢に比べて高く、準備費用も必要になるため、はじめは出費が多く感じる方もいらっしゃるでしょう。それに加え、免疫がそこまで強くない0歳児は、すぐに風邪や感染症などの病気をもらうこともあります。復帰して全開にアクセルを踏んでも、思うように仕事ができない日もあるでしょう。そんな時のためにも、保育園をお休みした時や、急な送迎が必要になった時のために保育してもらえる環境を整えておきましょう!

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