育児休業は子どもの世話だけに従事できるため、理解に乏しい人からは「子どもとのんびり過ごせていいね」などと思われがちです。しかし、実際には四六時中子どものことを気にかけ、ゆっくりと睡眠や食事をとることもままなりません。経験した人にしかわからない「育休がつらい…」という思いについて、その原因と解消法をまとめました。



「育休がつらい」と思う理由


つらい

「育休がつらい…」と思っているのに周囲に相談できない……。もしかしたら「育休がつらいと言うのはわがままかも?」と思っていませんか? 実はそんなことはありません。育休がつらいのには、ちゃんとした理由があります。



育休がつらいと感じる5つの理由



【理由1】産後のホルモンの変化が影響するから

出産後、ママの体が元に戻るまでのおよそ6〜8週間を「産褥期(さんじょくき)」と言います。この時期には、多くの不調や産前には見られなかった症状が出てくることがあります。赤ちゃんのお世話で睡眠不足が重なると、心身の回復により時間がかかることもあります。



【理由2】社会から隔絶されて孤独感や焦燥感を覚えやすいから

出産前までは職場やプライベートを通じて複数の大人とコミュニケーションが取れましたが、育休中は家の中に閉じこもりがちになることも理由の一つです。仕事から長期間離れることによって職場での自分の立場がなくなるかもしれないということに、焦燥感を覚えることも多くあります。



【理由3】自分の時間を自由に使えないジレンマを抱えるから

子どもが生まれると、生活リズムや環境が大きく変わります。子供中心の生活になり、自分のことを後回しにしがちに。「母親として、父親として頑張らなければ」という責任感で動いているものの、時には出産前のように「自分の時間を楽しみたい」という思いに駆られ、生活の変化に気持ちが追いつかないこともあります。



【理由4】金銭面での不安を感じる時期だから

出産時に費用がかさんで、今後かかる教育費など金銭面で不安を抱く人もいらっしゃるのではないでしょうか?育児休業中は出産前よりも収入が目減りするご家庭もあるため、お金にシビアな気持ちになることは稀ではありません。



【理由5】夫婦の関係の変化が起こりがちだから

子どもの誕生をきっかけに夫婦の仲が冷え込み、夫婦関係が危機的な状況になるカップルもいます。今までうまく行っていた夫婦でも、お互いが親になることで、責任感の違いなどが浮き彫りになり、関係が変わってしまうことはよくあることです。

このように、育児休業を取る期間には上記のような複数の変化が起こりがちです。「育休がつらい」という思いの中には、さまざまな不安や不満が隠されていることがわかります。



「育休がつらい」のはママだけじゃなく、パパも同じ


育休がつらい現象は、女性だけのものではなく、男性も同じように感じていることがわかっています。株式会社エバーセンスが行った「男性育休に関するアンケート」によると、男性育休を取得した人の52.4%が「とても不安だった」「少し不安だった」と回答しています。


男性の育休取得率の上昇によって、育休中の孤独感や気持ちの落ち込みが女性だけではなく男性にも当てはまるようになったと考えられます。


パパが育休を取ると「いいね」「うらやましいね」といった声をかけられがちな為、より一層「育休がつらい」と言い出しづらい状況になってしまうことも。パートナーが育休を取っている際は、相手への気遣いが大切ですね。



「育休がつらい…」その気持ちを、解消する方法は?


「育休がつらい」という気持ちを抱えているのなら、つらい気持ちを分解して、改善するためにいくつか行動してみるのがオススメです。



育休のつらさを解消するアイデア例



「ママの体調が整わないなら」
 ・産院で予後の診察を受けてみる
 ・産後ケアホテルを利用してみる
 ・産後ドゥーラに来てもらう
 ・自治体の相談電話にかけてみる


「孤独感・焦燥感を覚えるなら」
 ・SNSなどで同じ月齢の子がいる人とつながってみる
 ・興味のある資格の勉強をしてみる
 ・仕事の進捗を共有してもらう
 ・赤ちゃん教室や児童館に出かける
 ・産院で行っている親子教室に参加する


「自分の時間を確保したいなら」
 ・パートナーが休みの日に1人で外出する
 ・自治体の一時預かりサービスを利用する
 ・家事代行や宅配を利用して、食事作りや家事を休む
 ・友人など家族以外の人と話してみる


「お金の不安を感じるなら」
 ・家計診断を受けてみる
 ・マイホームの計画を立ててみる
 ・自宅でできる仕事を受けてみる(勤務先に要確認)


「夫婦関係がうまくいかないなら」
 ・家族でドライブや小旅行などに出かけてみる
 ・夫婦関係のカウンセリングを受けてみる


育休は休みじゃない!休息をとることがなにより重要


疲労

育休中は24時間赤ちゃんのお世話に追われ、家事に追われ、心も体もバランスを崩しがちです。育休のつらさを解消するために必要なのは、なにより「休息」です。


育児のための「休み」とされている「育休」は、仕事は休めても自分自身の休息は取れない人がほとんど。休息をとれないことが「育休はつらい…」と感じる大きな原因にもなっています。


では、どうやって休息を取ったらよいのでしょうか?その答えはベビーシッターサービス」や「家事代行サービス」など、家庭内の仕事を外部委託(=アウトソーシング)することです。



今すぐベビーシッター・家事代行を依頼してみる

育児や家事をアウトソーシングすることのメリットとは?


「家庭の仕事をわざわざ他人に依頼するなんて…」「頑張れば自分でもできるのに、もったいない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、多くの方が育休を取る0〜2歳くらいまでは、子育てで最も親に負荷のかかる時期です。親が無理をして心身ともに万全ではないと、大切な子どもの成長期に、笑顔の少ない家庭環境になりかねません。


育児と家事、それぞれをアウトソーシングすることのメリットを紹介します。



育児をアウトソーシングするメリット


数時間だけでも赤ちゃんと離れることで、自分だけの時間を確保することができます。マッサージやカフェ、映画館など、赤ちゃん連れだと行けないところに出かけることで、効率的にリフレッシュができます。


預かってくれるシッターは育児のプロ。子どもが生まれたばかりで、子育て初心者のママパパの悩みや相談にも乗ってくれます。離乳食の進め方や抱っこの仕方、夜泣きの対処法など、頼りになる相談相手を見つけることにもつながります。


また、子どもを見てもらう人を確保することで、育休明けの体制が整うこともメリットです。育休明けの保育園の送迎や子どもが病気になったときの病児保育など、子育てのヘルプを出せる人を見つけておくことで、仕事復帰後の苦労を減らすこともできます。



家事をアウトソーシングするメリット


買い物、料理、片づけや掃除、洗濯など、一連の家事をすべてお任せして、自分の体を休めることができます。赤ちゃんのことだけに集中できるので、一日のタスクを減らすことができます。


離乳食の経験がある家事サポーターに依頼すれば、どんなものを与えるとよいか、離乳食の作り方なども教えてもらうことができます。


また、アウトソーシングすることで、パートナーに頼むストレスやきちんとやってもらえないという不満が減り、夫婦関係の悪化を防ぐことにもつながります。育休後の生活においても、家事時間が減ることで家族団らんの時間を確保しやすくなります。



今すぐベビーシッター・家事代行を依頼してみる

「育休がつらい」なら、育休明けを考えてシフトチェンジを


育休明け

「育休がつらい…」という悩みは、仕事復帰に向けたライフスタイル・チェンジの絶好の機会と捉えることができます。フルタイムで働きながら子どもの世話をするのはとてもハード。育休中に、家事や育児のアウトソースを進めることで、育休復帰後の生活を整えましょう。


ベビーシッターや家事サポーターのマッチングプラットフォームである「キッズライン」は、予算に合わせて気に入ったサポーターを選べるサービスです。ベビーシッターを依頼する際には、対面での事前面談またはオンラインで顔合わせをすることが必須になっているので、相性を見てから頼むことが出来ます。


育休中はいろんなサポーターさんと出会ってみて、家庭を支えてくれる味方を見つける期間でもあります。「育休がつらい」と感じているのなら、ひとりで抱え込まずにパートナーに相談してみましょう。そして、アウトソーシングすることを検討してみてはいかがでしょうか。



今すぐベビーシッター・家事代行を依頼してみる

▼あわせて読みたい
「出産前にやっておけばよかった……」 手続きや買い物よりも大切な産後の準備とは?
先輩ママが「産後こそベビーシッターを頼むべき!」と勧める5つの理由とは?
育休復帰の不安を取り除くにはどうしたらよい?


▼記事一覧に戻る
KIDSLINE編集記事一覧


育休復帰のサポートを頼む