先輩ママが「産後こそベビーシッターを頼むべき!」と勧める5つの理由とは?
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ベビーシッターに依頼するのは、仕事で子どもの面倒を見られないときだけでしょうか?家族が円満で健やかに過ごすためには、「産後」からベビーシッターを頼むのがオススメです。先輩ママパパのコメントから見えた、5つの理由とは?
全国保育サービス協会が2019年にリリースした調査によると、ベビーシッターを依頼するのは「仕事の時」が79.6%と大多数を占めました。その他の理由は「学校行事などの社会的理由」が23.9%、「自分(親)が病気の時」が16.8%という結果でした。
このように、実際に「ベビーシッターを頼もう」と思うきっかけの多くは、親の仕事の都合によるということがわかります。
キッズラインが2022年4月に実施したアンケートによると、サービスの利用経験者408人のうち、産後にベビーシッターを依頼し始めた人は51人。割合は12.5%とそれほど多くないものの、先輩ママパパから寄せられた「依頼のきっかけ」には、産後の子育てに関するポイントが詰まっていました。そこで今回は、それぞれのコメントから見えた、5つの「産後こそベビーシッターを頼むべき」理由を紹介します。
産後はママの体調の回復を待たずして、新生児のお世話に追われる生活が始まります。産院からの退院後にベビーシッターを依頼した方のきっかけは、以下のような理由でした。
初めての子育てでしたが、サポートできる家族がいなかったためベビーシッターを依頼しました。生後2週間目が特に辛く、体調が回復せずに、沐浴すら辛い状況でした。そんな中で優しく赤ちゃんに話しかけてくれるシッターさんに巡り会えた時は心から安堵しました。
出産を前にして、産後の母体の休養や、新生児の子育て相談ができる環境が必要だと考えて、産後にシッターを依頼することにしました。
産後に骨盤が痛くて起き上がれないほど辛く、母乳の出も悪くて、最初は助産師派遣サービスを利用しましたが、1時間2万円でかなり痛い出費となりました。もっと気軽に子育て経験のある方に来ていただいたり、子どもを一時的に見てもらえたりできないか…と思って検索してキッズラインにたどり着きました。
産後は精神的にも体力的にも人の助けが必要な時です。夫や家族だけに頼ると、家族の中で負担が偏り、場合によっては関係が悪くなってしまうデメリットもあります。早くからベビーシッターに依頼することで、無理なく育児のスタートを切れるのは大きなメリットです。
キッズラインに登録しているベビーシッターの中には「産後ドゥーラ」という民間資格を有しているシッターさんもいらっしゃいます。
キッズラインのアプリの検索機能の中にあるサポート内容で「産前産後ケア」を選択すれば、産後ケアも併せて依頼できるシッターを見つけることができます。産後からベビーシッターに依頼することで、ママの産後ケアも兼ねるのがオススメです。
産後は人の助けが必要な時期ですが、一人で育児や家事をしなければいけない“ワンオペ”の状況になる方もいらっしゃるでしょう。体力的にも精神的にもハードな状態は、ママにも赤ちゃんにも良いとは言えません。そんな状況からベビーシッターに依頼した方の声を紹介します。
初めての子どもが双子の上に、夫のサポートを期待できる状況ではなく、ワンオペに不安を感じていました。自分が倒れてしまったときの備えとして登録しておこうと思いました。実際にワクチン接種で出かけなければいけないときに、子供を頼めたのは本当に助かりました!
産後、ワンオペなのによく泣く子で昼も夜も寝られず、昼間睡眠をとるためにネットでキッズラインを見つけ、依頼しました。
夫が激務で実質ワンオペなので限界のところを助けて頂きました。保育園の一時利用の手続きや預けに行く力すらない状態で、自宅に来て頂き本当に命を助けて頂いたと思っています。
ワンオペで精神的に参っていたため依頼しました。登録が少し面倒だったので、これから出産される方は、妊娠中の登録をぜひおすすめしたいです。
感染症の心配から祖父母が手伝いに来れなかったり、里帰り出産が難しい状況などから、ワンオペ育児に陥るのは珍しいことではありません。パートナーが協力的であっても、夜中の授乳やミルク、夜泣きで、夫婦ともに寝不足ということも。産後にワンオペ育児になりそうと思ったら、産前からベビーシッターを探しておくのが正解です。
祖父母やパートナーがどれほど協力的でも、生まれたばかりの赤ちゃんを人ごみに連れ出すのはまだ少し早い時期。でも、産後数ヶ月も自宅に閉じこもっていては、誰でも気が滅入ります。「自分の時間を確保する」ためにベビーシッターを依頼した方も複数いらっしゃいました。
子供が赤ちゃんのときにどうしても髪のカットに行きたかったため。そういうちょっとしたスキマ時間でも来ていただけてよかったです。
産後、一人になる時間も必要だと思ったため。義母や母が預かってくれますが、その場合はお伺いをしないといけないのが負担です。自分が思った時に、自由時間を確保できることが大切だと思います。
子どもは可愛いですが、自分のペースで動ける時間が欲しいと思ったため。第二子誕生後は上の子の赤ちゃん返りに大きなストレスを感じ、ひとりの時間でストレス発散することで、子どもに八つ当たりをせずにすみました。
パートナーと2人で育休中でしたが、私がどうしても夜に行きたいコンサートがあり、夕食時のお世話をパートナー1人にさせるのが悪いように思い、私の外出中に依頼してみました。
子供が産まれたら自由な時間を確保できずストレスがたまるのが嫌だったので、自分のためにも積極的に利用しようと思い、依頼し始めました。
始まったばかりの子育ては、これから長い道のりです。自分のやりたいことを後回しにしたり、自分の時間を持つことを諦めてしまうと、「子どもがいるから〇〇できない」という思考回路になりがち。そうならないためには、まだ親になって日が浅い産後のうちに、「自分のために子どもを預けて出かける」ことを実践してみることがオススメです。リフレッシュして帰宅すれば、また新たな気持ちで子どもに向き合うことができます。
育休中の場合は、数か月後に「職場復帰」が待ち構えています。産後は赤ちゃん中心の生活になりますが、徐々に仕事モードを取り戻していかなければいけません。育休復帰の準備のために、ベビーシッターの力を借りたという方の声も紹介します。
双方の親が遠方のため、育休明け職場復帰前の準備として依頼しました。ファミサポも試しましたが、それぞれの良さがあります。ベビーシッターさんはさすがプロで、より質の高いシッティングが受けられると思いました。
仕事に復帰する為にやむなく…というスタートでした。今ではもっと早く、仕事以外の為でも頼れば良かったと思っています。
実家も遠く夫の仕事も忙しかったため、仕事復帰準備や保活の時間確保のために依頼を始めました。ワンオペ育児を毎日続けるのは体力的に厳しく、職場復帰後も体調管理の一環として引き続き利用しています。
育休から復帰するためには、保育園見学や申し込みなどの「保活」をしなければいけません。病児保育の見学などにも行っておきたいですね。そんなときはベビーシッターに預けるとスムーズです。
親以外の大人と触れ合う機会を保育園の入園前につくっておくと、子どもの様子がわかるので、親の安心材料にもなります。育休復帰までは特に預ける必要がなくても、あえてかわいい子に“保育体験”をさせるのもオススメです。
回答者の中には、出産が2回目3回目という方もいらっしゃいました。新生児のお世話は最初の時より慣れているものの、より大きな負担となるのが「上の子のケア」。赤ちゃんのためではなく、上の子のためにベビーシッターを依頼する方は意外と多くいらっしゃいます。
友人からキッズラインのことを聞いていたので、三人目の妊娠が分かった時に「絶対利用したい!」と思いました。二人目のときに義母のサポート期間が長くなり気疲れしてしまったので、「お金を払っても遠慮なくサポートを頼める方がよい!」とパートナーにお願いしました。子どもたちもシッターさんをすぐに気に入り、私の話も聞いてくださって、親子ともに助けられました。
二人目出産後、夫が単身赴任になり、ワンオペでつらかったため、たまには一人の時間がほしくてシッターさんを利用しました。一人で出かけると用事がスムーズに済ませられるので、助かります。
2人目の育休中は精神的にも疲れ、他の人に入ってもらうことで子どもと離れた時間を過ごしたかったから。
二人目が生まれて上の子の送迎が大変だったから。自分が風邪をひいた時に子育てをサポートして欲しかったから。
下の子が産まれることで、上の子の遊び相手や習い事への付き添いができず、困っていたのでお願いしました。具体的な特技なども書いてあり、わが子にピッタリだと思ったので依頼しました。
1人目を出産してから夫と2人で育児、家事をしてきましたが、2人目の産後の生活に不安を感じて依頼を始めました。最も助けてもらいたい夕方から夜ごはん、お風呂の時間に依頼することに。シッターさんは本当に仕事ができ、精神的にも助けられました。その後3人目もでき、現在まで2年半ずっと来ていただいてます。子どもたちもシッターさんが大好きで、本当に助かっています。
1人目の産後は夫婦2人で乗り越えても、2人目となると手が足りないというご家庭は多いようです。保育のプロであるベビーシッターなら、急にお兄さんお姉さんになった上の子の気持ちに寄り添って相手をしてくれます。
また、時には上の子と2人で出かけ、下の子をベビーシッターさんに見てもらうのも◎。家族の心のバランスを保つために、子育ての手を借りるのは賢い選択です。
産後にベビーシッターを依頼することの利点は5つあります。
ベビーシッターは一定の費用が掛かることから、「育休復帰して収入が回復してから頼もう」と思いがちですが、本当に助けが必要なのは産後の大変な時期です。
キッズラインに登録しているベビーシッターは、それぞれが自分で決めた時給で仕事を受けているため、予算に合う人を見つけることができます。産後ケア事業として、ベビーシッター利用の補助制度を設けている自治体もありますので、お住まいの市区町村窓口に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
産後から助けを借りることを躊躇せず、家族全員が無理をしない子育てをしていきましょう。
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