小学生になると、習い事に毎回スムーズに通ってくれるとは限りません。これまでは楽しんで行ってくれていたのに、子どもが急に行くのを嫌がると「続けていても良いのか」考えてしまうことも。そこで今回は「子どもが習い事を嫌がる」時の対処法と、「しない選択」をした場合のメリット・デメリットを紹介します。

子どもが習い事を嫌がる時はどうしたらよい?

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子どもが習い事を嫌がったら、休み癖がついてしまうからという心配から無理にでも背中を押すべきか、それとも少し様子をみるべきか、どう対応するのが良いのか迷ってしまう方も少なくありません。そこで、なぜ子どもが習い事を嫌がるのか、理由についてみていきましょう。


子どもが習い事を嫌がる4つの理由


① 学年(クラス)が上がって難易度が上がった
クラスや学年が上がると、授業やレッスンの内容が急に難しくなることがほとんどです。
スイミングなどその場で上達していくのをサポートしてくれる習い事もありますが、学習系などの習い事には家庭学習(課題や宿題)もあります。本人のレベルに合っていないと、宿題もできずにどんどん遅れてしまいやる気を損なってしまうのです。


② 楽しくない・楽しめない
本人の興味や特性に合っていれば、学ぶことは楽しいものです。「楽しい!」と感じると、好奇心が生まれて「もっとやりたい!」という好循環にもなります。
しかし「内容がわからない」「難しい」場合、楽しいどころか好奇心さえ沸かない場合もあるでしょう。


③ 人前で発表したり話したりするのが嫌
「家で練習してこなかった」「難しい」「わからない」。これらの理由から、先生やクラスのみんなの前で発表することに抵抗を持つようになる子どももいます。


④ 成長段階における特性からくるもの
「難しいから」「わからないから」という理由だけではない場合もあります。それが小学生の時期に経験する大きな2つの「変わり目」です。

1つ目は「小1プロブレム」といわれるもの。保育園や幼稚園を卒園後、小学校の生活や雰囲気になかなか馴染めない状態のことです。このような時期に「やめたい」「行きたくない」と訴える子どももいます。新しい環境にすぐに適応するのは、大人でも難しいですよね。

2つ目が「9歳の壁」です。自分のことを客観的に捉えられるようになり、これまで出来ていたこと・やっていたことが恥ずかしくなる時期です。
体が大きくなると、成長にも個人差が大きく見られるようになります。子どもによっては、自己に対する肯定的な意識を持てなくなる場合も。
それにより、自尊感情の低下などから劣等感を持ちやすくなってしまうのです(※1)。



※1文部科学省の「子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題



嫌がる時に逆効果となってしまう対応とは?



●理由をきちんと聞かずに叱る 
甘やかしてはならないと考え、行きたくないと言う我が子に「行きなさい!」と叱ってしまう時もあるでしょう。でも、行きたくない理由が子どもには必ずあるはずです。

ただ叱るだけでは、余計に否定感情を引き起こす原因になりかねません。習い事を始めたきっかけは、子どもに「自信をつけてほしい」「得意なものを持たせたい」「可能性を広げたい」などといった思いからではないでしょうか。
自己肯定感を育む手段として考えていた習い事が、逆効果にならないようにしたいものです。



●無理やり行かせる        
子どもに「忍耐力や継続する力をつけさせたい!」と願う気持ちは親心。すぐにあきらめてしまう子どもになって欲しくないという思いもありますよね。しかし、嫌なものを続けることは身になるどころかストレスになることも。

また、小学生になると幼児期以上に自分の意思をしっかりと持つようになります。そのような子どもの意思や感情を尊重することが大切です。本人の気持ちを汲み取らない対応をすると、余計に「行かない!」と反発する可能性もあります。

毎回、「行くのが嫌」ということが続いたら、まずは先生に子どもの様子を聞いてみましょう。教室での様子や友達関係、宿題の提出具合など聞いてみると、原因が見つかるかもしれません。



習い事を嫌がった時の正しい3つの対処法

嫌がるときには以下の方法を試してみましょう。頭ごなしに「続けなさい!」と叱っても逆効果です。



①行きたくない理由を子どもとよく話し合う

行きたくない理由が、子どもなりにあります。「先生が嫌」「面倒くさい」「楽しくない」「教室の雰囲気に馴染めない」など。
子どもは行きたくない理由をうまく言葉にできない場合もあります。また、ママパパの気を引きたいだけの時もあります。
子どもの様子を見ながら大人が言葉にして代弁してみましょう。意外に単純な理由の場合もあります。
そこで子どもの気持ちを引き出す質問例をいくつかご紹介します。

ex.
・教室へ行く道が暗くて怖いの?
・今日は、学校でなにか嫌なことでもあった?
・見たいテレビがあるの? じゃあ、録画しておこうか?
・ゲームの続きをしたいの?じゃあ帰ってからやろうか
・友達と遊ぶ約束をしてしまったの?うまく断れない?
 ……など



②なぜその習い事を始めたのか、きっかけ・考えをもう一度思い出してみる

始める時は、何かしらの理由があって始めたはずです。「友達がやっている」「興味がある」「○○をできるようになりたい」「○○選手みたいになりたい!」などです。
習いたいと思った時のきっかけをもう一度振り返ってみましょう。



③改めて目標やゴール、やる目的を話し合ってみる

子どもが目標を失っているかもしれません。その目標について、もう一度親子で話し合ってみましょう。そこで目標設定の例をいくつかご紹介します。

ex.
・スイミングでクロールができるまで頑張ってみよう
・4年生の間に英検4級を取るのを目標にしてみよう
・次の試合でゴールを決めよう!
・バレエの発表会で出番を多くもらえるように頑張ろう
.......など



習い事をこれ以上続けるかどうかを見極めるポイント

「無理やり行かせる」「とりあえず1回休ませて様子を見る」などやり方はいろいろあります。「このまま続けて良いものか?」と迷った時は、以下を参考にしてみましょう。

●一時的にやめたいと言っているのか?毎回同じように嫌がるか?
●内容が難しく、このまま続けると自信をなくさないか?
●始める時の目標を達成しているか?
●学校や他の習い事との両立は難しくないか?
●先生との相性が合っているか?
●お友達との間で何かトラブルのようなものがないか?
●送迎や月謝など、親の負担は大きくなっていないか?


習い事を嫌がる子どもに「しない」という選択も

ご家庭によっては、そのご家庭の主義から「習い事をしない」と選択をしている場合もあります。まわりの多くの子どもが習い事をしている中、少し勇気が要る選択かもしれません。

しかし、子どもが嫌がっていれば、無理に習い事をさせる必要はないとも言えます。むしろ子どもによっては「自由時間」がある方がのびのび成長できる場合もあります。子どもが自由に好きなことに没頭できる時間が、将来の財産になることでしょう。



習い事に通わせなくても目標を達成できる!4つのプラン

習い事の目的はなんでしょうか?いくつか例をあげてみましょう。

・計算が早くなる
・将来的に役立つ
・先取り学習をさせたい
・語学ができるようになってほしい
・スポーツマンになってほしい
……など

これらの目的を持って習い事に通わせるご家庭も多いことでしょう。しかし、実態は大量の宿題をやらせるために親子ケンカが絶えなかったり、練習を子どもが嫌がったり。そういった場合、習い事に通わないとその目的は達成できないのでしょうか?そこで、ここからは自宅でできる習得方法をご紹介します。


プラン① 子どもに合う通信教材を始めてみる
プラン② タブレット教材を使った勉強をやってみる
プラン③ オンラインでできるレッスンを始めてみる
プラン④ プロのシッターによる「保けいこ」をやってみる

習い事に通わなくても、学びのスタイルはたくさんあります。これら4つのプランを「行きたくない」と子どもが言った時の選択肢にしてみてはいかがでしょうか。


習い事を「しない」メリット・デメリット

習い事をしないことのメリットとデメリットは子ども側にも大人側にもあります。

【子どものメリット】
・自由な時間が増える
・自分で曜日ごとにやるべきことを管理する力がつく
・「好きなこと」に没頭する時間が確保できる
・学校の宿題にじっくり取り組める
・親子ケンカがなくなる
・自分のペースで放課後を過ごせて精神状態が安定する

【大人のメリット】
・月謝費用が抑えられる
・送迎がなくなる
・子どもの宿題や自宅練習について叱らなくなる
・親子のコミュニケーション時間が増える
・先生や父兄とのつき合いが減り、精神状態が安定する
・スケジュール管理が楽になる

【子どものデメリット】
・学校以外での新しい価値観に出会えない
・切磋琢磨できる友達ができない
・自由時間を自分で管理しなくてはならない

【大人のデメリット】
・習い事に行っている子どもたちと比べて焦る
・子どもの学習面などの管理をしなくてはならない


「続けるのは難しい」と感じた時の選択肢の1つ「保けいこ」

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保けいこ」という便利なサービスをご存知ですか?保けいことは、保育(託児)とおけいこを組み合わせた造語です。
質の高い習い事をプライベートで受けられるとても便利なサービスで、忙しいママパパに多く活用されています。

保けいこが人気の理由>

・シッターさんのレベルが高い
・1時間1,000円からとリーズナブル
・自宅でもできるので送迎の必要がない
・様々な習い事の実施が可能
・個別指導なので子どものレベルや個性に合った指導が受けられる
・子どものレッスン時間を、ママパパは仕事や自由時間にできる


では、保けいこではどんな習い事ができるのでしょうか?いくかの例をご紹介します。

・バイリンガルシッターによる英会話レッスン
・鉄棒、自転車、なわとび、ボール等の運動指導
・家庭教師や現役有名大学生による学習サポート
・英語・算数/数学などの苦手科目を教えてくれる先生シッター
……など

習い事とは違い、送迎も不要な上単発でお願いできるのも魅力の1つ。また、子どもを自宅で習い事をさせている間、ママパパはその様子を見守りながらお仕事や家事ができるので大助かりです。


家庭教師シッターを探す
工作が得意なシッターを探す
英語を教えてくれるシッターを探す
音楽を教えてくれるシッターを探す
スポーツを教えてくれるシッターを探す

まとめ|習い事をしない選択もあり!

習い事は小学生になるとレベルも上がり、「好き」がどんどん上達する時期でもあります。しかし、子どもによっては途中でつまずいてしまい、辞めたくなってしまうことも少なくありません。それは決して特別なことではないので、様子を見ながらご家庭に合った判断をしてください。習い事は絶対と決めずに、「習い事をしない選択もアリ!」「自宅でできることに切り替えてみよう!」と柔軟に考えてみてもいいかもしれませんね。

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