子どもに習い事をさせたいけれど、「送迎が困難」「時間的に難しい」といった理由から習い事に通わせることを躊躇する共働き家庭は多いのではないでしょうか。そこで今回は、共働きのお子様が習い事に通うための6つの解決策と育児アイデアを紹介します。

共働きだと習い事をさせるのが難しい理由


悩む母親
共働きのご家庭は、仕事をしながら育児や家事もこなさなければならず、日々時間に追われている方も少なくありません。とはいえ、お子様に「そろそろ習い事をさせてあげたい」「大人の都合で子どものやりたいことを制限したくない」と思うのが親心ですよね。
では、なぜ共働きだと「習い事をさせるのが難しい」のでしょうか。まずはその理由をひとつずつ見ていきましょう。

●送迎ができない


「習い事=送り迎えが大変」と考える人は多いのではないでしょうか。実際、送迎の問題がクリアできず、習い事を諦めてしまうケースはとても多いです。また習い事を始めると、「時間までに子どもを送り届けないといけない」といったタイムプレッシャーを感じることもあります。これ以上時間に追われる生活をしたくない、といった理由から習い事を諦めるというご家庭もあるようです。

●発表会や大会が大変


習い事を始めると発表会や大会など、レッスンとは別のスケジュールが入ることも少なくありません。発表会や大会は、週末開催がほとんど……。しかし週末は、平日フルタイムで働いているご家庭にとってはとても貴重な時間です。ゆっくり家族で過ごすだけでなく、平日にできない買い物や掃除、通院などの用事を済ませることもあるでしょう。
週末に習い事のスケジュールが入ってしまうと、お弁当作りや、発表会や大会の手伝いで休日返上となる場合があり、それを避けたいと考えるご家庭も多いようです。また週末に仕事がある方にとっては、そもそも時間を作ること自体が困難ということもあります。

●当番や付添いができない


習い事は、単にお子様が通うだけでなく、保護者の当番があるものもあります。そのため、当番の仕事や保護者同士の交流が負担になると考える方もいらっしゃるようです。特に運動系や音楽系の習い事では、レッスンの時間以外にも個人練習の時間を確保しなければなりません。早朝・夕方などの当番や、個人練習への付き添いサポートなどで貴重な時間を奪われてしまうのも、習い事をためらう理由の一つと言えるでしょう。

共働きでも習い事をさせる方法はある!


では、共働きだと習い事は諦めなければいけないのでしょうか?そんなことはありません。共働きでも工夫することによって、お子様を習い事に通わせることは十分可能です。
ここからは、共働きでもお子様を習い事に通わせる方法を6つ紹介していきます。メリットと併せてデメリットも記載していますので、それぞれのご家庭で比較検討してみてください。

【共働きで習い事をさせる方法1】
親の休日に習い事をする


バレエ
共働き家庭でも、親の休日を使えば習い事に通わせることができます。もちろん休日に普段できなかった掃除や洗濯をしなければならないご家庭もあるでしょう。しかし平日に比べれば休日の方がゆっくり時間が取れるため、送迎や付き添いの時間を確保できます。

《メリット》
・親が付き添ってあげられる
・送迎を誰かに頼む必要がない
・平日のタイムスケジュールに余裕が持てる
・遠方のスクールでも通わせられる
・生活リズムが安定しやすい

《デメリット》
・休日の家事や育児の時間が減る
・親子ともに一日休みの日が無くなる
・レジャーの時間が取れない
・習い事が混んでいて入会しにくい
・クラス人数が多いため、練習回数が少なくなる
例:1回あたりに泳げる回数が少なくなる(水泳)、発言回数が減ってしまう(英語)など


【共働きで習い事をさせる方法2】
子どもが一人で行ける範囲の教室を選ぶ


通学路の途中に習い事教室があれば、そこを利用するのも一つの手です。お子様が普段から歩き慣れている道であれば、不安なく一人で通わせることができます。

《メリット》
・送迎をする必要がない
・自宅近くなので、子ども自身も通いやすい
・先生が地域住民である可能性が高く、親しみやすい
・同級生や知り合いが多い
・一人で通うことで、他者との付き合い方・話し方を学べる

《デメリット》
・一人で教室まで行けるか不安がある
・近隣の子どもが多いため、保護者同士の付き合いが面倒な場合も
・教室の選択肢が少ない
例:公文教室、学研教室、ピアノ教室、習字教室など


【共働きで習い事をさせる方法3】
送迎付きの習い事に通う


共働きのご家庭がお子様を通わせやすいのが、「送迎付きの習い事」です。小学校の下校時、または学童保育に直接迎えに来てくれるため、安心して利用できます。またレッスンの帰りに自宅まで送迎をしてくれるサービスがある習い事もありますので、送迎に課題を感じている方はぜひ探してみるとよいでしょう。

《メリット》
・送迎の手間がかからない
・きちんとレッスンに通える安心感がある
・時間までに送迎してくれるので、遅刻の心配がない

《デメリット》
・バス代などで費用がかかる
・習い事の種類が限られる
例:水泳、体操、英会話など


【共働きで習い事をさせる方法4】
オンラインの習い事を選ぶ


オンライン学習
最近ではオンライン化が急速に進み、さまざまな習い事がオンラインでも受けられるようになりました。場所に縛られずどこからでもレッスンに参加できるほか、人との接触が避けられたり、少人数でレッスンが受けられたりと、忙しいご家庭や地方在住の方などを中心に人気が高まっています。

《メリット》
・送迎の手間がかからない
・自宅でできるので安心
・通うよりも料金が安いことが多い
・スケジュールの調整がしやすい
・感染症の影響を受けにくい
・先生とのやり取りを親が確認できる

《デメリット》
・通信環境の設定が必要
・子ども1人ではセッティングできないこともある
・集団でないため、習熟度が分かりづらい
・習い事の種類が限られる。
・場所が自宅のため、気持ちの切り替えが難しい
・集中力が続かない
例:プログラミング教室・英会話・学習塾など


【共働きで習い事をさせる方法5】
先生に自宅へ来てもらう


家庭教師やピアノ・ヴァイオリンなどの出張レッスンのように、先生に自宅に来てもらう方法もあります。指定した時間に先生が来てくれるため、送迎の必要がないのが嬉しいですね。しかし中には、「家族以外の人が自宅に入るのは抵抗がある」という方もいらっしゃるようです。

《メリット》
・自宅なので、交通事故など外出のリスクがない
・先生から直接習えるので上達しやすい
・自宅学習の習慣がつきやすい
・1対1なので集中しやすい
・親が間近で授業風景を見られる

《デメリット》
・レッスンによっては親が在宅である必要がある
・地域によっては来てもらえない場合も
・他人を家にあげるのに抵抗がある場合も
・勉強モードになりにくい
例:家庭教師、ピアノレッスンなど


【共働きで習い事をさせる方法6】
送迎をベビーシッターに頼む


ベビーシッターを定期的に利用している方も増えてきました。ベビーシッターは小さなお子様の面倒を見るだけではありません。習い事や塾のお迎えなども依頼することができるので、共働きで習い事の送迎ができないとお悩みのご家庭には、おすすめのサービスです。

《メリット》
・送迎の手間がかからない
・習いたいものに通わせてあげられる
・大人の目があるので安全が保たれる
・残業で遅くなった場合でも安心
・依頼主の意向に柔軟に対応してもらえる

《デメリット》
・費用が掛かる(定期なら手数料が安くなることも)
・依頼できるシッターが見つからないことも


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共働き家庭にオススメの『保けいこ』って知ってる?


ベビーシッター
共働き家庭がお子様を習い事に通わせるためにはいろいろな方法がありますが、特におすすめなのは『保けいこ』です。
これはベビーシッター自身が先生となり、依頼者の自宅でレッスンをしてくれる、というもの。「保育」と「おけいこ」を組み合わせた一石二鳥のサービスです。
ベビーシッターが教えられる習い事は、英語・音楽・リトミック・スポーツ・絵・工作など多種多様。共働きのご家庭はもちろん、低年齢のきょうだいがいて上の子の習い事の送迎が難しいご家庭にも最適です。
『保けいこ』はベビーシッターがオプション料金を設定して行っています。追加費用は掛かりますが、お子様の安全確保と習い事の両立ができるので、共働きのご家庭や事情があって送迎が困難なご家庭にはピッタリの選択肢と言えるのではないでしょうか。

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共働きで習い事をさせるときにやらないほうがよいこと


ここまで、共働きで習い事をさせる方法についてみていきました。中には、「友人や知人に送迎を頼んだほうが早いのでは?」と思う方もいらっしゃることでしょう。
しかし「レッスンに通っている他の子の親に送迎を頼む」ことは、お互いに負担が大きくなるため避けたほうがベターです。たとえ仲の良いお友達家族でも、トラブルを招くケースもあります。

また祖父母に頼む場合は、孫の送り迎えを頼まれ嬉しい反面、「自分の体力がもたない」「ケガをさせないよう気を遣う」「週に何度も依頼されて疲れる」といった悩みを抱えてしまうことも少なくありません。
送迎は何度も続くと負担になりやすいため、事前に何かしらの報酬やルールを決めておくことも大切です。加えて、「送迎してもらって当たり前」と思うのではなく、日々感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。そうすることで良好な関係を築くことができます。
祖父母が送迎を引き受けてくれたとしても、旅行時や体調を崩したときに、サッと送迎を頼めるように外部のサポート(ベビーシッターサービスやファミリーサポートなど)を見つけておくのも大事です。

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共働きでの習い事は、ベビーシッターの力を借りよう


今回は、共働きのご家庭がお子様を習い事に通わせるための方法として、

・親の休日に習い事をする
・子どもが一人で行ける範囲の教室を選ぶ
・送迎付きの習い事に通わせる
・オンラインの習い事を選ぶ
・先生に自宅に来てもらう
・送迎をベビーシッターに頼む
・ベビーシッターに自宅でレッスンしてもらう(保けいこ)


といった内容をご紹介しました。
こうした工夫をすれば、共働きでもお子様を習い事に通わせることができます。とはいえ、習い事を長く続けさせるには、親が無理をしないことも大切です。習い事で親が疲弊しないためにも、ベビーシッターをはじめとする第三者のサポートを有効活用していきましょう。
ベビーシッターマッチングサービスのキッズラインでは、必要に応じてさまざまなスキルを持ったベビーシッターを選ぶことができます。習い事の送迎はもちろん、保けいこを定期的にお願いすることも可能です。
また、ベビーシッター以外に家庭教師も依頼できます。中高生向けの勉強を教える家庭教師ではなく、未就学児や小学生の学習を見てもらいたいという場合は、ぜひキッズラインで家庭教師を探してみましょう。中には小学校教員の免許を持ったベビーシッターも在籍しています。

キッズラインでは、送迎を依頼する場合は成人から成人へのお子様の引き渡しが原則となっています。小学生であれば、小学校の下校時に先生からベビーシッターに引き渡してもらったり、学童保育の受付に迎えに行ってもらうことで、保護者不在でも依頼することができます。習い事が終わった後は自宅に連れて帰ってもらい、親御様が帰宅するまでの間、お子様を見守ってもらえるので、共働きでも安心です。
共働きだからといって子どもの可能性を狭めたくないというご家庭は、ぜひベビーシッターの力を借りて、お子様が望む習い事をさせてあげてはいかがでしょうか。

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