子育て中の家庭では専業主婦・主夫家庭が減少し、共働きが年々増えています。最近は母親の社会進出に相まって、「子育てのために転職する」「働き方を見直す」という父親も少なくありません。そこでキッズラインでは「父親が子育てを理由に働き方を変えたかどうか」「働き方をどう見直したのか?」ついてアンケートを実施。これからの父親の働き方について、参考になる情報をお届けします。

子育てを理由に働き方を変えたパパは25.4%


まずは、子育て中の親552人に「これまでに子育てのことを考えて、父親(ご自身またはパートナー)が働き方を見直したことはありますか?」と質問したアンケート結果を紹介していきます。
父親が働き方を見直した割合

・働き方を見直した…25.4%
・働き方を見直していない…68.8%
・その他…5.8%



今回、「働き方を見直した」と回答した方は25.4%と、回答者の4人に1人という結果となりました。仕事と家庭の両立支援策や男性の育児休業制度などができ、父親の労働環境は大きく改善されてきていますが、アンケート結果を見ると、実際に「子育てで働き方を変えた」父親は多数派ではないことがわかります。

育児に積極的な父親が増えてきている一方で、「仕事が忙しい」「自分の役割じゃない」といった理由で積極的に育児に関わらない父親がいることも事実です。あるいは、育児に関わりたい気持ちがあっても、現実には長時間労働やハードワークで子育てする余力がない、といった父親もいると考えられます。

子育て中のパパたちは働き方をどう見直した?


子育てパパ
先程のアンケートで「働き方を見直した」という方に「父親(ご自身またはパートナー)の働き方をどう見直しましたか?」と、さらに質問をしてみました。
その結果は以下の通りです。

【パパは働き方をどう見直した?】

・職場や仕事は変えていないが、仕事の量を減らした…27.9%
・リモート勤務に変更した…16.4%
・育児がしやすい会社に転職した…10%
・時短勤務を選んだ(パートタイムなど時間を短くした方を含む)…7.1%
・起業した…2.1%
・フリーランスに転向した…1.4%
・仕事を辞めた(主夫になった)…0.7%
・副業を始めた…0.7%
・その他…33.7%



多数を占めたのは「職場や仕事は変えていないが、仕事の量を減らした」という回答でした。現状の職場環境の中で何ができるのかを考えて、仕事の量の削減を選択した人が多かったようです。
次に多かったのが、「リモート勤務に変更した」という回答です。感染症の世界的拡大の影響によって在宅勤務を導入した企業も多く、自宅で働くという選択肢もかなり普及してきていることがわかります。
また「育児がしやすい会社に転職した」という方も10%ほどいました。残業の少ない職場であれば、父親も積極的に家事や育児にも参加できます。
一方で、時短勤務を選ぶ人は7.1%と非常に少数でした。ママの場合には、子どもが小さいうちは時短勤務を選ぶ方が多いですが、時短を選んだパパは全体としてかなり少なく、ジェンダーギャップを感じる結果となりました。

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各家庭によって理想の働き方や見直しの方向性は異なります。まずは、どんな働き方が自身の家庭に合っているのかを、家族で話し合ってみるところからはじめましょう。

働き方の見直しは人それぞれ。子育てを理由にどう変えた?


先程のアンケートでは、実はその他の意見が最も多く33.7%に及びました。選択肢には上らなかった、「父親の働き方の見直し方法」について、コメントを紹介します。

【他にもある!パパの働き方の見直し方法】

・元々リモート勤務だが、更にフルフレックスを利用して時間を確保した。(神奈川県/30代/子ども1歳)

・起業しようとしていたが、計画を中止して就職した。(東京都/30代/子ども1歳)

・収入を増やすために副業を始めた。(東京都/30代/子ども1歳)

・なるべく早く帰れるように業務改善した。(福岡県/40代/子ども3歳)

・フレックスを利用して、業務時間をずらした。(茨城県/30代/子ども0歳)


今回のアンケートでは少数ではあるものの、フリーランスを選んだり、主夫になった方、起業をやめて会社勤めを始めた人もいました。親の働き方は家庭内の状況や、子どもの成長によっても変わってくるものです。その都度、柔軟に対応していくことも大切なことだと言えるでしょう。

父親の働き方、見直した理由は?


父親の働き方
ここまで父親が働き方をどのように見直してきたか、について詳しく見ていきました。
では、そもそも父親が働き方の見直しをした“きっかけ”は何だったのでしょうか。アンケートでは、見直した理由についても聞いてみました。その中からコメントを抜粋して紹介します。

【働き方を見直した理由】

・日々成長する子どもと接したいと思ったから。(神奈川県/30代/男性/子ども1歳)

・自宅で自営業をしているため、何時間でも働けるのですが、パートナーと子どもとの時間を作りたいため、仕事に充てていた時間を減らした。(兵庫県/40代/男性/子ども2歳)

・上の子もいて、下の子が生まれたときに、妻だけでは生後間もない子の対応をするのが難しいと思ったため。(千葉県/39代/男性/子ども0歳)

・一人で子どもを育てなければならなくなったから。(埼玉県/40代/男性/子ども6歳)

・なるべく育児参加したかったのと、そもそも妻一人に子育てをしてもらうことを考えていなかった。仕事は元々リモート勤務だったので融通がきいた。(神奈川県/40代/男性/子ども2歳)

・妻と一緒に子育てをする時間を作りたいと思ったことと、自身の希望として家族と過ごす時間を増やしたいと思ったから。(福岡県/30代/男性/子ども0歳)

・今までの仕事では、どうしても保育園のお迎え時間に間に合わないため見直した。(千葉県/40代/男性/子ども6歳)

・時短なのに残業せざるを得ない職場に疲れたから。(東京都/40代/男性/子ども6歳)

・仕事が家庭を圧迫していると感じたから。(東京都/30代/男性/子ども3歳)

・なるべく早い時間に子どもを自宅へ帰らせたいので、業務改善をした。(福岡県/40代/男性/子ども3歳)


父親母親に関わらず、「保育園の時間に間に合わない」というお迎え問題は必ず見直し理由に入っています。
また父親の回答では、「夫婦で子どもの成長を共有したい」「妻一人では対応するのが難しいから」という意見も多くみられました。子育ては夫婦でするもの、という意識を強く持っている男性の方が一定数いることがわかります。

ちなみに母親は、どのくらい働き方を見直している?


母親の働き方
ちなみに今回、母親にも同じく「子育てを理由に働き方を見直したか」というアンケートを行いました。
その結果は、以下の通りです。

【母親が子育てを理由に働き方を見直した割合】

・働き方を見直した…65.4%
・働き方を見直していない…23.2%
・その他(母親は働いていない・不在など)…11.4%


育児に積極的な父親もいる一方で、「育児を機に仕事を見直す」のは母親の方が多いことがわかります。「妻に協力したい」「積極的に子育てに参加したい」という父親も増えましたが、職場の環境や業務内容など様々な理由から、男性が家事・育児に積極的に参加するスタイルは、まだ深くは浸透していないようです。「子育てを機に仕事を見直す」という行動には、まだ大きなジェンダーギャップがあると言えるでしょう。

それによって、母親の負担が大きくなりキャリアを諦めざるを得ない、といったケースも少なくありません。こうした問題を回避するためには、子育て支援制度をフル活用してみたり、第三者の手を借りたりすることも検討してみるのがオススメです。

父親が働き方を変えるのは4人に1人。共働きなら子育てサポートも検討を


今回はアンケート結果から、「父親が子育てを理由に働き方を変えたかどうか」「働き方をどう見直したのか」といった内容について詳しく解説していきました。

近年は、テレワーク・在宅勤務といった働き方の多様化や、子育て世代を支援する制度が増えたこともあり、積極的に育児や家事に参加する父親も増えつつあります。とはいえ、長時間労働や残業が多い職種では、父親の仕事と育児の両立には限界もあります。またこの先、妻のキャリアを考えた時に、いつまでも妻だけが時短勤務などで仕事をセーブするのも現実的ではないでしょう。

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お迎えが間に合わないならベビーシッターの手も借りて


子育ての負担で、父親が十分に手伝えず、母親にしわ寄せが行くことを改善するには、外部のサポートを検討するのもひとつの手です。例えば「子どものお迎えが間に合わない」というご家庭は、ベビーシッターに保育園へ迎えに行ってもらうこともできます。

「キッズライン」は、24時間スマホで簡単に呼べるベビーシッターのマッチングプラットフォーム。初めて依頼するシッターとは、顔合わせまたは事前面談が必要なため、相性を確かめてから依頼することができます。また病児保育が可能なシッターなら、急な子どもの体調不良でも、依頼が可能。仕事で親が定時に帰れなかったり、子どもの病気で休みを取れない可能性があるなら、いざというときのサポート体制を整えておくのがオススメです。
働き方の見直しを検討中なら、まずは「キッズライン」に新規登録をして、育児の負担を減らすことを検討してみてはいかがでしょうか。

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■ 調査概要
・調査期間:2022年9月9日(金)〜9月12日(月)
・調査対象:キッズライン会員552名
・調査方法:インターネット調査


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