キッズラインの利用には、『自治体の助成金』が使えるケースがあることをご存じでしょうか?
2017年12月現在で対応しているのは、渋谷区・品川区・千代田区・調布市・福岡市の5カ所。自治体によって金額は異なりますが、年間数万円から10万円ほどもお得になります。必要な書類などをあらかじめチェックしておけば、申請もとても簡単です。
今回は、補助を活用してキッズラインを使っているユーザーさんの声をまじえながら、渋谷区のルールを紹介します。
■ 保育園に通っている子どもの「病児・病後児保育」の利用料を補助してくれる
子どもが病気やケガで保育施設に登園できないとき、自宅に呼んだベビーシッター費用の一部を、区が助成してくれる制度です。制度詳細のリンクはこちらから。
対象となる子どもは、区内に在住しており、認可保育園・認証保育所・保育室・東京都に届出済の認可外保育施設のいずれかにて通常保育(一時保育を除く)を受けている乳幼児。
また、ベビーシッターを利用する前後7日以内に、医療機関を受診している必要があります。
■ なんと最大10万円までお得になる!
助成金額はずばり、1時間につき1,000円(生活保護世帯・住民税非課税世帯は2,000円)。
ただし、いくつか条件があります。
・補助の対象は、ベビーシッター利用の初日から連続した7日以内の期間であること
・一日の利用助成時間は10時間まで
・一件の申請時間の合計で、1時間未満の時間は切り捨て
・助成額が利用料金を上回る場合は、実際の利用料金を上限として助成
・入会金、年会費、登録料などに準ずる費用は、助成の対象外
そして、1世帯あたり1児童の年度上限額は10万円です。子どもが2人いるなら、20万円も補助してもらえます。また、キッズラインは入会金・年会費・登録料が無料なので、助成金をそのまま利用料に充てることができ、とってもリーズナブル。
たとえばキッズラインにて、
時給1,500円のサポーターさんを7時間×3日間利用した場合……
支払った利用料金は (時給1,500円×21時間)+交通費+手数料=31,500円+α
給付される助成金は 1時間につき1,000円×21時間=21,000円
なんと自己負担額は、31,500円+交通費等 → 10,500円+交通費等になりお得にベビーシッターを活用できるのです!
■ 4種類の書類をそろえて、さっそく申請してみよう!自宅にいながらでもOK!
申請の手順は3ステップ。申請書類は、自宅ですべてそろえられるので簡単です。たったこれだけ提出すれば、助成金をゲットできます! 実際に流れを追ってみましょう。
【1】 4つの書類をそろえる
病児・病後児保育でベビーシッターを利用したら、下記の書類をそろえます。※の書類は区のWebサイトからダウンロードできるので、とっても手軽。
(1)病児・病後児保育利用料金助成申請書(第1号様式)※
(2)病児・病後児保育利用料金助成金交付請求書兼口座振替依頼書(第5号様式)※
請求日・請求金額欄は記入しません。
(3)病児・病後児保育利用にかかる受診証明書(第2号様式)※
医療機関で記入してもらい忘れても、シッター利用の前後7日以内に受診したことがわかればOK。この証明書の代わりに、病院のレシートや受信記録票、医師の処方に基づく薬袋や服用説明書の写しなどを提出することができます。
(4)ベビーシッターなどの利用領収書および利用明細書などの写し
利用日と利用時間が記載されているものを用意します。キッズラインの場合は、Webからダウンロードできる領収書でOKです。領収書の発行についてくわしくはこちらから。
【2】書類を提出する
上記の書類をそろえ、記入が終わったら、区役所に郵送で提出します。
提出期限は、ベビーシッターを利用した日から起算して1年以内。
書類は1件ごとに作成しなければなりませんが、提出はまとめてでもかまいません。
【3】助成金が交付される
書類に不備がなく、問題なく審査を通過したら、郵送で「決定通知書」が届きます。
その後、指定した口座に助成金が振り込まれ、手続きは完了です! 申請から助成金の交付までには、基本的に約1ヶ月~1ヶ月半程度だそうです。
■ 1ヶ月もかからず助成金6,000円をゲット!
渋谷区にお住まいの林さん(仮名)は、出生届を提出しに行ったとき、この助成の存在を知ったそうです。
「子ども向けの制度やサービスについて書かれた冊子をいただいて、この補助のことを知ったんです。出産したのは12月だったんですが、渋谷区の保育園は、0歳児入園のタイミングを逃すととても厳しい状態……。なので、翌4月に3ヶ月児で入園を目指すとしたら、すぐに病児保育も必要になるだろうなと感じていました」
意外とお子さんが丈夫だったそうで、保育園からの呼び出しは3ヶ月に1回程度。ご主人が融通の利く仕事だったということもあり、そう頻繁には病児保育のお世話にならなかったそうです。
とはいっても、一度発熱すれば何日間か休むのは、子どもの常。そんなとき、前日などでも人が見つかり、リーズナブルにサポートを頼めるキッズラインは心強い存在だったそうです。
「1時間1,000円でも、助成があるのは助かりますね。ただし、申請書の記入は、使ったらすぐにするのがポイント。1年以内に提出すればいいとはいえ、時間が経つと忘れてしまいます。申請してから1ヶ月もかからず承認通知が届いて、助成金が振り込まれました」
◼︎ みなさまの働きかけが、力になります!
シッターを依頼する際に割引や補助金があると、気軽に頼めて嬉しいですよね。現在キッズラインでは5つの自治体(渋谷区・品川区・千代田区・調布市・福岡市)の助成金を利用することが可能ですが、地区によってはキッズラインのご利用者様が、直接区役所などの自治体に働きかけていただいたことがきっかけで、補助金の対象事業者に認定された地域もあります。みなさんの区でも、保育や育児にまつわる助成金でキッズラインを対象にしてほしいというご意見を持っていただけましたら、ぜひ自治体に直接お問い合わせいただけますと幸いです。ご要望に応じてキッズラインがサービスのご説明に上がらせていただきます!ぜひみんなで、新しい子育てムーブメントを起こしていきましょう。
他の自治体でもキッズラインが保育にまつわる助成対象事業者として続々認定いただいています。
【千代田区】最大4万円まで補助!「病児・病後児保育」助成の申請方法
【調布市】小学校3年生まではベビーシッター代を半額補助!助成の申請方法
【品川区】 産後の家事育児サポートを20時間依頼できる!助成の申請方法
【福岡市】2時間わずか2,100円で産後の家事育児の依頼可能!助成制度の利用方法
■ キッズラインの病児・病後児保育は簡単&便利!
子どもの体調不良は、いつだって唐突。すぐにベビーシッターを呼べるよう、あらかじめ区の助成に対応する事業者を選んで、登録しておくのがベストです。
キッズラインなら、病児・病後児に対応するベビーシッターがすばやく探せます。専用アプリから検索ができ、予約や問い合わせは24時間OK。急な発病でも、翌朝すぐに来てくれるシッターさんが見つかれば、仕事を休まずに済みます。
キッズラインのご登録はこちらから。
ぜひ自治体の補助を活用して、キッズラインの病児・病後児保育をお得に使ってみてください!
病児サポーター情報
・渋谷区エリアに近い病児保育(発熱、気道・胃腸症状)対応のサポーター
・渋谷区エリアに近い病後児保育(発熱、気道・胃腸症状)対応のサポーター
・そのほか病児保育のサポーター
※助成金の申請は当日サポートに来られれば、サポーターの居住エリアに限定はありません
・そのほか病後児保育のサポーター
※助成金の申請は当日サポートに来られれば、サポーターの居住エリアに限定はありません
実際に病児・病後児保育を利用したユーザーの声
「急で、それも病児の子のシッティングをお願いしたにもかかわらず、快く引き受けてくださり、大変助かりました。相変わらずの素敵な笑顔に、親まで癒されました。」
「本日は急な依頼にも関わらず、ご快諾頂きありがとうございました。病児保育をお願いすることになり、息子が体調悪い中、丁寧にサポートして頂き助かりました。とても明るい印象のサポーター様で、風邪の時のアドバイスなども教えて頂きました。またの機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。」
「本日は病児保育をありがとうございました。私も体調が悪かったので、非常に助かりました。丁寧で温かな対応をして下さり安心してお任せできました。またサポートが必要な場合はまた依頼させて頂きます。」