病児サポートの依頼内容について
病児とは
通院後、診断名が明確となっている場合で、回復期には至っていないが急変の可能性は低く、
主に以下の症状
・熱が37.5℃以上ある
・軽微(発熱・気道・胃腸症状)
・喘息・感染症以外の皮膚症状
・感染症
病後児とは
病気や怪我などが回復期にあるが集団保育が難しい場合や、感染症で登園許可がおりているが親御さまの判断で集団保育を避ける場合(病院で診断済みのものに限る)
病後児については医師でも判断が難しい場合があります。お子さまが健康でない状態の場合は、急変等の可能性も考え、「病児」として依頼をすることを推奨します。
以下の感染症はサポート禁止となっています
細菌性赤痢(せきり)、コレラ、麻疹(はしか)、百日咳(ひゃくにちぜき)、髄膜炎菌性髄膜炎(ずいまくえん)、結核(けっかく)、腸管出血性大腸菌感染症(O-157)、エボラ出血熱、鳥インフルエンザ(H5N1)、重症急性呼吸器症候群、ジフテリア、マールブルグ病、ラッサ熱、ペスト 、南米出血熱、痘そう、クリミア・コンゴ出血熱、腸チフス、パラチフス
新型コロナウイルス感染症について
令和5年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症は2類相当から5類感染症に移行しましたが、キッズラインでは病児・病後児保育の利用に際し、当面の間は下記のとおりとさせていただきます。
お子様や同居のご家族等が次の状況にあたる場合は、病児・病後児保育はご利用いただけません。
1.新型コロナウイルス感染症と診断されたとき
2.新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合(原因不明の発熱、検査結果待ち等)
3.その他、新型コロナウイルスに感染している可能性があるとき
サポーター対応範囲の詳細例
・軽微(発熱・気道・胃腸症状)
- 風邪(咳、鼻水、頭痛)・中耳炎・上気道炎・腹痛・食欲不振・便がゆるいなど
・喘息・感染症以外の皮膚症状
- 喘息・喘息様気管支炎・気管支炎(インフルエンザを除く)・突発性発疹・蕁麻疹・発疹
・感染症
- インフルエンザAおよびB・水ぼうそう・結膜炎・胃腸炎(感染性・ノロ・ロタ・嘔吐下痢)・RSウィルス感染症・プール熱・手足口病・ヘルパンギーナ・溶連菌感染症・おたふく・マイコプラズマ肺炎・気管支炎(感染症)・アデノウィルス・風疹・とびひ・伝染性紅斑(りんご病)
対応可能な範囲については、サポーターによって異なります。事前に正確に症状をお伝えしたうえで依頼をしましょう。
鼻水吸引・吐瀉物の処理について
安全上の理由から、準医療行為にあたる「鼻水吸引」についてはキッズラインでは対応を原則禁止としています。
サポート中は鼻の周りをこまめに拭いて清潔に保つことのみ対応可能となります。
また、吐瀉物や感染性の下痢の処理についてもサポーター自身への二次感染や感染拡大を防ぐため、「吐瀉物や下痢で汚れたものを袋にまとめてしばる」ことのみ対応可能となります。
吐瀉物や下痢で汚れた衣服等を洗うことなどはできかねますのであらかじめご了承ください。
病児であるにも関わらず通常サポートを依頼することは禁止です
病児または病児の可能性がある(風邪の症状や兆候が見られる)にも関わらず、サポーターへの申告なしに通常サポートを依頼することは禁止です。
サポーターは複数の家庭で様々な年齢のお子様のサポートを行っています。
二次感染をや感染拡大などを防ぐため、症状が軽い場合も必ず事前にサポーターへ申告をし、サポートの可否について確認をしてください。