原則として、病児サポートの場合のみ対応が可能です。
ご依頼される際は、必ず「与薬依頼書」ご記入の上、サポーターにお渡しください。
また、お薬はユーザー様がご自身で1回分ずつに分けてご用意いただき、サポーターに手渡しのうえ、使用方法を明確にお伝えください。
なお、ベビーシッターによる与薬については、自治体によっては認められていない場合があります。対応可否については、お住まいの自治体に事前にご確認いただくことをおすすめします。
以下の条件を満たす場合は、通常のベビーシッターサポートでの薬の投与が認められます。
※太字の条件は全て満たしている必要があります。
▼通常サポートでも与薬が可能な条件
・やむを得ず保護者が与薬することができない場合
・医師が処方した薬であること
・初めて服用する薬ではないこと
・慢性疾患(気管支喘息・てんかん・糖尿病・アトピー性皮膚炎などのように経過が長引くような病気)の場合
・痙攣(けいれん)予防薬や抗アレルギー薬など緊急時に使用が必要な薬の場合
(ただし、症状の判断が必要な場合は電話で確認後に投与)
サポーターに与薬を依頼する際には与薬依頼書を印刷し、記入の上サポーターにお渡しください。
なお、与薬は医師の処方があった薬のみに限り、常備薬や市販薬の与薬は行えません。
与薬依頼書(1回用)
・主に単発でのサポート時や緊急時に使用が必要な薬などに使用
与薬依頼書(複数回用)
・主に連続でのサポートで使用
【記入内容】
・与薬するお子様の名前
・診断名(病名)
・病院名、医師名、電話番号
・処方された日付
・薬の名前
・与薬のタイミング
・与薬の量(与薬分を1回ずつに分けてサポーターに手渡す)
・注意点
※複数の薬がある場合は、薬ごとに与薬依頼書が必要です。
※与薬する薬については、ユーザー様が1回分ずつに分けてご用意いただき、サポーターに手渡したうえで指示をお願いします。
(サポーターは与薬時にダブルチェックを行います)
※与薬依頼書は、処方日から最大1ヶ月ご使用いただけます。1ヶ月を過ぎた場合や、同じ薬でも新たに処方された場合には、新しい与薬依頼書の作成をお願いいたします。
①サポーターに与薬依頼書、処方箋、1回投与分の薬を渡す
②引き継ぎ時にサポーターとダブルチェックを行う
▼確認事項
・処方箋など、処方内容が明記されているものはあるか
・処方箋と与薬依頼書で内容が違っているところはないか
(お子様や薬の名前、与薬期間などは相違はないか)
・薬の袋や容器にお子様の名前が記載されているか
③サポーターが与薬依頼書を再度確認し、与薬を実施する
④サポート終了の引き渡し時に、サポーターから与薬報告書を受け取る、もしくは確認印を押印いただき、与薬依頼書はサポーターが保管する。
※与薬依頼書下部の切り取り線以下が与薬報告書になっています。
与薬は医師の処方のあったものに限ります。
ご家庭やサポーターの常備薬、市販薬等を勝手に投与することは禁止です。
吸入薬の使用は、事前に与薬依頼書をご提出していただいた場合に限り、通常のベビーシッターサポート中でも対応が可能です。
なお、安全に対応を行うため、サポート開始前に必ずサポーターに吸入薬を手渡し、使用方法をその場で説明するなど、事前確認をお願いいたします。
お子様の保湿などを目的にクリーム等の塗布を依頼する場合、「化粧品」「医薬部外品」等で治療を目的としないものであれば、サポーターは与薬指示書がなくても塗布が可能です。
保湿用のクリーム、乳液等でも「第2類医薬品」「第3類医薬品」の記載がある場合は市販薬となるため、与薬指示書があってもサポーターは塗布することはできません。
お子様が普段通り薬が飲めるよう、下記についてサポーターに申し送りをお願いいたします。
・普段どのように飲ませているのか
・薬を飲むのが苦手かどうか
・ゼリーやヨーグルトなど飲ませる時に使用するものはあるか
坐薬や浣腸の対応は経験のあるサポーターのみ可能としているため、依頼する際は十分に確認しましょう。