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喘息は病児に含まれますか?

中等症以上の喘息は病児サポートの対象となりますが、軽症の場合は通常のベビーシッターサポートでもご依頼いただけます。
下記の表をご参照のうえ、お子様の喘息の重症度については、かかりつけ医にご確認ください。

出典: 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2023(一般社団法人日本小児アレルギー学会)保育所におけるアレルギー対応ガイドライン2019年改訂版(厚生労働省)

重症度分類     症状 サポート
間欠型 ・年に数回、季節性に咳や軽い喘鳴が出現する
・時に呼吸困難を伴うが、薬を使用し短期間で症状が改善し、持続しない
通常のベビーシッター
軽症持続型 ・咳や軽い喘鳴が1回/月以上、1回/週未満
・時に呼吸困難を伴うが、持続は短く日常生活への支障は少ない
通常のベビーシッター
中等症持続型 ・咳や軽い喘鳴が1回/週以上、毎日は持続しない
・時に中・大発作となり日常生活や睡眠に支障が出ることがある
病児・病後児
重症持続型 ・咳や喘鳴が毎日持続する
・週に1~2回、中・大発作となり日常生活や睡眠に支障が出る
病児・病後児

喘息のあるお子様の保育を依頼したい場合

間欠型や軽症持続型と診断されているお子様は通常のベビーシッターサポートでのお引き受けが可能です。
ただし、喘息発作が起こったときにサポーターが与薬や緊急時の対応ができるよう、事前面談や顔合わせの際に注意点等をお伝えください。

ヒアリングが重要です

お子様の保育にあたって注意すべき点や発作時の様子など、十分なお引き継ぎをお願いいたします。

【確認事項】
・お子様の喘息の重症度
・服薬している薬、発作時の薬
 与薬依頼書の確認、吸入薬や貼付薬の与薬方法、投与時間
・どんな時に発作が起きやすいか
・発作時の様子、頻度、対応法
・今まで強い発作が起きて受診したことがあるかどうか、受診先の病院名と場所
・どんな症状の時にサポートを中断して欲しいか、もしくは救急車を呼んで欲しいか

吸入薬について

吸入薬の使用は、事前に与薬依頼書をご提出していただいた場合に限り、通常のベビーシッターサポート中でも対応が可能です。
なお、安全に対応を行うため、サポート開始前に必ずサポーターに吸入薬を手渡し、使用方法をその場で説明するなど、事前確認をお願いいたします。


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