三鷹市の保活体験談インタビュー

東京都三鷹市で保活をした先輩ママの保活経験談を紹介します。「4月にはスケジュールと住む地域の特徴を押さえあわてずに保活を」や「保活の大まかなスケジュール」「三鷹市の保活についての特徴」「パートナーと協力しながら行う保活」「見学はぜひ前向きに 行ったからこそわかる保育士さんたちの想い」などリアルな保活体験談だから三鷹在住やお住まい予定の方の保育園活動の傾向と対策に是非お役立て下さい。

地域別の保活情報

先輩ママに聞く!三鷹市の保活事情

三鷹市在住 A.Wさん 33歳会社員
フルタイム共働き
第一子:2016年7月出産、2017年4月復職予定

4月にはスケジュールと住む地域の特徴を押さえ、あわてずに保活を

ー保活の大まかなスケジュールを教えてください。

休みに入る前、4月の時点で前年度に市内で保活をした方に体験談を聞き、主な保育園の特徴や認証保育所の中で単願の人を優先的に入れてくれる園の情報などを確認しておきました。また、あらかじめ前年度の認可保育園入園案内や認証保育所一覧を市のホームページから入手し、大まかなスケジュールや申し込み方法を把握しておきました。

5月の終わりごろ、休暇開始とともに見学申し込みを開始し、見学は出産前の6月ごろからでした。「産前に見学なんて気が早い」と断る保育園もありましたが、当たり前のように見学受付をしてくれた園も多く、やはり保活はほぼ1年前から始められているものなのだ、と感じました。

10月に市から、翌年4月の認可保育園入園案内が発行され、申し込みは11月下旬でした。私は会社員なので申し込みの際、「在職証明書」と「育児休業給付金支給決定通知書の写し」の入手が必要だったのですが、育児休業給付金支給決定通知書のほうは時期的に届くのがギリギリになりそうだったので、勤務先に保育園申し込みのスケジュールを伝え速達で送ってもらいました。取り寄せる書類がある方は、早めに勤務先にもスケジュールを伝えておくことをおすすめします。

ー三鷹市の保活について、特徴などあれば教えてください

認可は何か加点がないと入るのは難しいです。ただし、三鷹市で認可と同時に申し込み受付を行っている「地域型保育施設(0~2歳児対象の小規模保育施設)」は応募倍率が低い傾向にあるため、そういった施設を狙うのは一案だと思います。また、認証で「単願であれば優先的に受け入れる」と説明している園もありました。必ず行ける園を探したい、という方は単願も検討すると良いように思います。

パートナーと協力しながら行う保活

ー工夫したことを教えてください。

工夫というほどでもないのですが、市のホームページから入手した保育園をExcel上で一覧にして優先順位づけをし、夫婦で共有しました。また、ホームページに申し込みや見学の情報が更新される保育園については、「はてなアンテナ」というホームページ更新をメール通知してくれるサービスを利用し、情報収集の負担を減らしていました。- 保活を行うためにほかの人たち(パートナー、両親)から協力を得たり、サービス(一時保育やベビーシッター)を利用したりしましたか。
なるべく父母そろって保育園という現場に足を運び、感じたことを共有したいと思っていたため、見学は夫にも仕事を何とか調整してもらいつつ、平日・休日を問わずなるべく参加してもらいました。両親は遠方のため頼れなかったので、代わりにベビーシッターを利用し、夫と二人で子どもを同伴できない見学会に行ったこともありました。とにかくなるべく二人で行くことにこだわり、同じくらいの意識で保活を考えていけるようにと思っていました。お陰で良い協力関係ができた気がしています。

見学はぜひ前向きに 行ったからこそわかる保育士さんたちの想い

ー保育園見学の際のエピソードを教えてください。

保育士さんたちのプロ意識の高さには度々、感動させられました。保育業務の傍らで見学会を開催してくださり、わざわざ「〇〇さん、見学にようこそ!」と掲示板にかわいらしく手書きで書いて歓迎してくださった園もありました。保育にかける熱い思いを、目を潤ませながら語ってくださった園長さんもいました。保育士さんたちの子どもと仕事にかける愛を感じるたびに、勉強になりました。保育園不足の実態に加えメディアが「保活、保活」とあおる中、保育園に携わる方々もこの社会事象の被害者なのだとも感じます。保育士の仕事はただでさえ体力を使うのに、日々入園前の人たちからの問い合わせにも応対されており、頭が下がる思いでした。

ーこれから保活される方にメッセージをお願いします。

保育園が足りないのも事実、保活が大変なのも事実ですが、昨今メディアが保活をネガティブなものと喧伝しすぎているのも嫌な気持ちがしていました。見学は手間ですが、熱い保育士さんにお会いしたり、同世代の子どもに会えたり、0歳なら外慣らしをするきっかけにもなります。備えるべきところを備えた後は、前向きに見学に出向くことができれば、心の負担も少しは軽くなるように思いました。「保活」問題が一刻も早く解消されることを祈っています。同時に、これから保活される方が、なかなかない機会を味わいつつ、無事に保活を終えられることをお祈りしています。