保活とは?保育園に入れない!ママの保活実態

保活(ほかつ)とは子どもを預ける保育園を決める活動のことです。都心部を中心とした待機児童問題は解決のめどが立たず、自治体によっては1000人以上待機し、戦略なしには保育園に入園できません。これから保活を始める方に、保活についての情報をお届けします。

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保活について理解する

「保活(ほかつ)」とは?

保活とは、子どもを保育園に入れるための活動のこと。
待機児童問題は少しずつ解消されつつありますが、2021年4月時点で未だ5634人が待機児童となっています。実は、国が「待機児童ゼロ」を打ち出したのは2001年のこと。それから保育園の定員は約50万人分増えました。しかし、なぜ待機児童はなくならないのでしょうか?それは保育所の定員を増やしても増やしても、それ以上に、女性の社会進出が進み、共働き夫婦やひとり親など、保育園を必要としている人が増えているからです。

保活の実態

2017年に行ったキッズラインのユーザー調査では、保活経験者の80%が「保活は大変だった」と感じています。

調査では、保活経験者の悲痛な声も寄せられました。

「100件以上の認可外・認証保育園を調べ、50以上にウェイティングをかけたので、数をこなすだけでも大変だった。それでも入れなかったので、フルタイムベビーシッターを探すこととなった。」
「早生まれのため、妊娠中の10月から認可外・認証の保活を始めましたが、産まれてからでないと申し込みができない園ばかり。ようやく申し込みができたのは産休明けの5月、すでに定員が埋まっていました。」
「どこまで頑張れば保育園に入園できるかが分からないプレッシャーがあった。」
「絶望感ばかりで、イライラと不安が募る。」

共働き両親ともにフルタイム勤務でも、保育園に入れない激戦区もあるほど。保活はまさに仕事復帰に向けての戦いです。

厳しい保活の現状。成功させるには?

それでは一体、これから保活する人は、どうすれば良いのでしょうか?
「いつ、なにをすれば良いのか?」をきちんと把握し、作戦を立てていきましょう。

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