世田谷区の保活体験談インタビュー

東京都世田谷区で保活をした先輩ママの保活経験談を紹介します。「第一子の保活は、妊娠安定期に入り次第開始」や「認可保育園の保活は産後から」「1歳児クラスは、加点なくしては厳しい」「第二子の保活はきょうだい加点で希望通りに内定」などリアルな保活体験談だから世田谷在住やお住まい予定の方の保育園活動の傾向と対策に是非お役立て下さい。

地域別の保活情報

先輩ママに聞く!世田谷区の保活事情

世田谷区在住 A.Mさん 34歳会社員
フルタイム共働き
第一子:2013年1月出産、2014年4月復職
第二子:2016年7月出産、2017年4月復職予定

第一子の保活は、妊娠安定期に入り次第開始

ー第一子のときの、保活の大まかなスケジュールを教えてください。

世田谷区の保育園事情は特に厳しいと聞いていたので、安定期に入るとすぐに保活を開始しました。具体的にはまず、区のホームページで自宅から通える場所にある無認可保育園を探し、3園ほど見学に行き、生まれる前に申し込みを行いました。

見学後に入園申し込みという流れの園が多いと思いますが、見学の予約が2ヶ月先まで埋まっている園もあったことに驚きました。無認可保育園の入園選考方法は園によって様々ですが、先着順という園も多かったので「保活どうしよう?」と思ったら見学の申し込みのお電話をすぐに始めることをお勧めします。無事出産して名前が決まったら、改めて保育園にご連絡しました。

認可保育園の保活は産後から

一方、認可保育園は出産後に4月入園の申し込みへ向けて見学へ行きました。目的としては、どの保育園を第一希望とするか、入園できた場合に毎日登園するのに無理のない距離なのかを確認するためです。体験保育を行っている園もあったので、在園児と一緒に過ごしたり給食を食べたりすることで、各保育園の特色を見ることができたのが良かったです。

申し込み時は「とにかく、どこでもいいから入園したい!」と焦る気持ちも強くなり、希望園をたくさん書きたくなりました。実際に、30近くもの園に希望を出す方もいるようです。しかし、通園は毎日、5〜6年続きます。遠い園に決まった場合には自転車で通園するのか、雨や雪の日には徒歩で通園可能か、など冷静に考えました。ちなみに申し込みの窓口では入園後に転園という方法もあると勧められましたが、実際には転園はかなり難しいようです。

1歳児クラスは、加点なくしては厳しい

第一子のときは1歳児クラスで認可保育園に申し込みを行いましたが、入園できませんでした。1年間無認可保育園(認証保育所)に通い、翌年2歳児クラスで認可保育園に入園することができました。

第一子の認可保育園入園は、加点がないとまず無理と心構えていた方がいいです。フルタイム共働き夫婦の勝負は、調整基準の「既に認可外保育施設に有償で預けていることを常態としているかどうか」の加算ポイントになります。ベビーシッターなどを利用して一足先に年内に復職していた人は、激戦の1歳児クラスに第一子でも希望の保育園に入園できていました。

第二子の保活はきょうだい加点で希望通りに内定

ちなみに世田谷区はきょうだい加点が大きいため、第二子については長女が通う認可保育園に絞って申し込みをしましたが、希望通り内定をいただくことができました。

ーこれから保活される方にメッセージをお願いします。

認可保育園の待機児童数ばかりがニュースで取り上げられていますが、0〜1歳児は活動範囲が狭いので、お庭のある認可園にこだわらず少人数でアットホームな雰囲気のところが多い無認可保育園に預けるという選択肢もオススメです。晴れの日は毎日お散歩にも連れて行ってくれていました。

無認可保育園は園によって費用や保育方針、質も様々ですが、娘が1歳まで通っていた認証保育所は駅のすぐそばにあり、夜は20時30分まで開園していて希望者は夕食を出してもらうことも可能だったので、フルタイムで復職した私にとってはとても心強いサポートでした。認可保育園に入園できなかったときはものすごい憤りを感じたのですが、結果的には1年間認証保育所で良かったと思っています。同じ認証保育所に通っていたお友達もみな、3歳までには認可保育園に転園できていましたよ。

無認可保育園も選択肢に加えれば、どこにも預けられなかった・・・という最悪の事態は免れ、保活の不安も減らせると思います。まずは見学のお問い合わせをすることから始めてみましょう!